プログラミングスクールの選び方はどうすれば良い?失敗しない選定基準とは

近年IT化、DX化により様々な人がプログラミングスクールを受講しています。大学生をはじめとした学生向けのプログラミングスクールや、転職を目的としたプログラミングスクールなど様々なプログラミングスクールが存在します。
今回の記事では、目的やニーズに合わせてプログラミングスクールの選び方について徹底解説します。
この記事を読んで自分に合ったプログラミングスクールを選んでみましょう。
大学生がプログラミングスクールを選ぶならGeekSalon!
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就職・転職を目的とした人向け!プログラミングスクールの選び方とは?
プログラミング未経験の方が、IT企業に就職を目指しプログラミングスクールに通う方は近年増えてきています。
プログラミング未経験でもエンジニアとして採用されるケースはあるものの、少しでも経験しておきたいと思っている方や、自分がプログラミングに適性があるか事前に分かっておきたいなど、様々な目的でプログラミングスクールに通われます。
就職・転職を目的としてプログラミングスクールに通う方は、以下の項目を意識しましょう。
- 企業への紹介があるかどうか
- 就職活動のサポートがあるかどうか
- ポートフォリオの作成ができるかどうか
企業への紹介があるかどうか
近年人材会社が、プログラミングスクールを運営しているケースが増えてきています。
自社でプログラミング人材を育成し、クライアント企業へ送客するというビジネスモデルが増えてきています。
人材会社が運営している企業の場合は、スクール受講中や、卒業後に企業への紹介をしてくれるケースがあります。
自分の目で企業を選びたい方にとっては、向いていないかもしれませんが、少しでも早く就職したい方、絶対エンジニアになりたい、と思っている方にとっては、企業への紹介があるプログラミングスクールがあると良いでしょう。
就職活動のサポートがあるかどうか
2つ目は就職活動のサポートがあるかどうかです。総合職の就職活動とは違ってエンジニアなど技術職を目指す方は選考フローが異なる場合があります。
例えば、コーディングテストがある場合や、技術について問われる面接などがあります。
エントリーシートや面接の対策はもちろん、コーディングテストや技術への口頭試問への対策があるかどうか確認しておきましょう。
ポートフォリオの作成ができるかどうか
3つ目にポートフォリオが作成できるかどうか確認しましょう。ポートフォリオと自分のスキルや実績をまとめた「作品集」のことを指します。
プログラミングスクールでは、卒業制作としてポートフォリオを作成するケースがあります。
ポートフォリオは就職活動時に必要となるケースが多いので、ポートフォリオの作成ができるかどうか確認しておきましょう。
スキルを身につけたい人向け!プログラミングスクールの選び方とは?
プログラミングスクールに通う目的の一つに、プログラミングスキルを習得・向上させることがあります。
最終的な目的としては、就職・転職であっても時間をかけてしっかりとスキルを身につけたい方はこちらのスキルを身につけたい方に該当します。
では、こういったスキルをしっかりと身につけたい方はどのような点に注意してプログラミングスクールを選べば良いのでしょうか?
- 学びたい分野・言語を学ぶことができるか
- 学べる言語が人気の言語・需要のある言語かどうか
- 講師・メンターのレベル感がどうか
- 学習サポートが手厚いかどうか
学びたい分野・言語を学ぶことができるか
1つ目は、自分が学びたいと思っている分野や言語を学ぶことができるかどうかです。
プログラミングを少しでも触ったことがある人はご存知でしょうが、プログラミングは言語という概念があります。
さらに言語によって得意な分野・不得意な分野があります。
自分が学びたいと思っている分野についてしっかり学ぶことができるかどうか、事前にしっかりと確認をしておきましょう。
学べる言語が人気の言語・需要のある言語かどうか
プログラミングは時代によって流行・需要が変化します。近年はAI化が一気に加速したことによって、AI開発に使われるPythonが人気の言語、需要の言語になっています。(2025年3月現在)
人気のある言語は将来性がある一方で、人気・需要がないプログラミング言語は将来的に就職・転職を考えている方は、求人数にも影響が出てしまいます。
講師・メンターのレベル感がどうか
3つ目は、プログラミングスクールの講師やメンターのレベルを把握することです。
単にプロのエンジニアが良いというわけではありません。
例えば、中学生に中学数学を教えるのが数学の学者に適しているとは限らないのと同じです。
すでにプログラミングを学んでいる方で、さらに技術力を高めたい方には、実務経験のあるプロのエンジニアが適しているでしょう。
しかし、これからプログラミングを学びたい方や、少し経験があり本格的に学びたい方には、以下の項目を参考にしましょう。
- 講師としての指導経験がしっかりとあるか
- 初心者が抱える悩みについて理解があるか
- 質問に対する対応が難しすぎないか
中学数学が高校数学の知識を使えば簡単に解けるのと同じように、プログラミングでも初心者がつまずきやすいポイントは、プロのエンジニアにとっては「できて当たり前」と感じることがあります。
初心者の躓きやすいポイントをしっかり理解して、初心者の立場になって解説をしてくれる講師・メンターかどうか確認をしましょう。
学習サポートが手厚いかどうか
4つ目は、学習サポートが手厚いかどうかを確認しましょう。
特に初心者にとっては、つまずいたときにすぐ質問できる環境があるかどうかが、学習の継続に大きく影響します。
特に、学習サポートの面では以下の項目を確認しましょう。
- 質問対応の速さ
- チャットで質問ができるか
- メンター制度の有無
- カリキュラム外のサポート
質問対応の速さ
1つ目は、質問への対応速度を確認することです。多くのプログラミングスクールでは受講期間が決められています。
そのため、質問しても対応が遅いスクールでは、学習の進捗が遅れてしまう可能性があります。
チャットで質問ができるか
2つ目としてチャットで質問ができるかどうかを確認しましょう。学習サポートの手厚いスクールでは、チャットで質問するシステムが整っている場合が多いです。
営業時間内であれば、担当のメンター・講師以外の方が答えてくれるスクールも多いです。
チャットツールを用いて、質問することによって、即座に悩みが解決され、学習スピードが大幅に向上します。
メンター制度の有無
3つ目に、メンター制度の有無です。具体的には、専属のメンターや講師がついているかを確認しましょう。専属のメンターや講師がいる場合、わからないことを気軽に質問できるため、学習をスムーズに進めやすくなります。
特に、独学では理解しづらい内容も、メンターのサポートがあれば効率的に習得できるでしょう。
また、講師が常駐しているのか、定期的な面談があるのかなど、サポート体制についても確認しておくことが大切です。
カリキュラム外のサポート
最後に、カリキュラム外のサポートについてです。「カリキュラム外のサポートとは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
プログラミングスクールの多くは、コースごとに使用する言語やフレームワークが決まっており、学習できる機能もある程度限定されています。
そのため、ポートフォリオ制作時に自分が実装したい機能がカリキュラムの範囲外だった場合、サポートが受けられないこともあります。
スクールによって対応は異なるため、カリキュラム外の内容についてどこまでサポートしてもらえるのかを事前に確認しておくことが大切です。
プログラミングスクールに通うまでにやるべきこととは?
実際にプログラミングを選ぶ際の基準は上記のことを守ることで解決されます。
では、スクールに通おうと思っている方は具体的にスクールに通うまでに何をやらなければならないのでしょうか?
具体的には以下の2つをしっかり確認しておきましょう。
- プログラミングスクールに通う目的・理由を明確化する
- プログラミングができるパソコンを用意しておく
- プログラミングスクールの無料説明会に参加する
プログラミングスクールに通う目的・理由を明確化する
とても大事なことなので必ずやりましょう!
プログラミングスクールに通う前、スクールの無料の説明会を受ける前に必ずプログラミングスクールに通う目的を定めましょう。
なぜ、プログラミングスクールに通う目的を定めないといけないのでしょうか?
理由は簡単です。「プログラミングスクールに通いたい!」と思っても具体的にコースや期間で悩んでしまうからです。
前述しましたが、プログラミングは言語ごとに得意な領域・不得意な領域があります。
仮にAIについて勉強をしたいと考えている方が、C#などゲーム開発に使われるような言語を学んでも目的は果たされません。
AIを学びたい方は、機械学習が得意な言語であるPythonなどを扱ったコースを選ぶことが適切です。
このように、スクールで提供している学習内容が、自分の目的とずれないようにするためにもスクールに通う目的を定めることはとても重要なのです。
ただ闇雲に、プログラミングを学びたいからプログラミングスクールに通う、としても長続きする方は多くはいらっしゃいません。自分のモチベーションを保つためにもしっかり目的を持ってプログラミングスクールを選びましょう。
プログラミングができるパソコンを用意しておく
プログラミングをする際に必ず必要なものはパソコンです。パソコンがないとプログラミングの学習をすることはほとんど不可能です。(※一部タブレットなどの環境で学習できるサービスがあります)
パソコンはスペックによって価格が大きく左右されます。
開発する言語や用途によって多少異なりますが、一般的な目安を以下に示します。
プログラミングを勉強する際に必要なスペック(Windows)
項目 | 推奨仕様 |
---|---|
OS | Windows 10 または Windows 11(64ビット) |
CPU | Intel Core i5 以上(推奨: i7 以上) |
メモリ(RAM) | 8GB 以上(推奨: 16GB 以上) |
ストレージ | SSD 256GB 以上(推奨: 512GB 以上) |
ディスプレイ | 13インチ以上のフルHD(1920×1080) |
プログラミングを勉強する際に必要なスペック(Mac)
項目 | 推奨仕様 |
---|---|
OS | macOS Ventura または 最新のmacOSバージョン |
CPU | Apple M1 チップ 以上 |
メモリ | 8GB 以上(推奨: 16GB 以上) |
ストレージ | SSD 256GB 以上(推奨: 512GB 以上) |
グラフィック | Apple M1内蔵GPU |
プログラミングスクールの無料説明会に参加する
多くのプログラミングスクールでは、無料の説明会を実施しています。説明会では、カリキュラムの内容やスクールの雰囲気について知ることができるため、スクールに通う前に必ず参加しましょう。
上記で説明した選ぶべき項目がどうなっているのか1つ1つ質問して確認しましょう。
【世代別】選ぶべきおすすめのプログラミングスクール7選!
学生向けおすすめのプログラミングスクール
1. GeekSalon

GeekSalonは大学生限定のプログラミングスクールです。
累計1.2万人を超える大学生が受講しており、3ヶ月間という短い期間で自分だけのオリジナルアプリ・サイトを作成することができます。
GeekSalonは就職を控えた就活生や、スキルアップをしたい大学生におすすめのスクールになっています。
GeekSalonの受講生はプログラミング未経験者が8割以上で、文理比も5:5で、経験の有無に問わず大学生にとってとても人気なプログラミングスクールです。

GeekSalonは幅広い業界へ生徒を輩出しており、エンジニア職を志望しない方にとっても、おすすめのプログラミングスクールです。

GeekSalonは毎日オンラインにて無料の説明会を開催しております。GeekSalonについて詳しく知りたい方は、ぜひ説明会に足を運んでみてください。
大学生がプログラミングスクールを選ぶならGeekSalon!
GeekSalonについて詳しく知る2. QUREO

QUREOは、小学生~高校生の子どもを対象としたプログラミング教室です。教室数は国内で3213教室と、国内最大規模となっています。
QUREOでは、「マイクラ」を使用した教材など、小学生がゲーム感覚で学べる教材を使用しています。そのため、楽しみながら学ぶことができる環境が整っています。また、2025年から始まる大学入学共通テスト「情報」でプログラミングが出題されることを受け、大学入試を見据えたカリキュラムが整っています。指導形式は個別指導となっているため、わからないところがあってもすぐに相談できる環境になっています。
3. LITALICOワンダー

LITALICOワンダーは、株式会社LITALICOが運営するIT×ものづくり教室です。対象年齢は年長~高校生となっています。対面教室だけでなく、オンライン教室もあります。
LITALICOワンダーは、一人ひとりの「好き」をもとにした、オーダーメードのプログラムが特徴です。1対1~4名の少人数個性別授業を行っており、それぞれの興味・関心や習熟度に合わせたオーダーメイドカリキュラムで授業が行われます。また、学習スタイルはアウトプット中心で、作品づくりだけでなく、作った作品を他者に発信する機会も多く用意されています。
他の特徴として、保護者を含めた定期的な面談があるため、親としても安心して子どもを通わせられるのも特徴です。
社会人向けおすすめのプログラミングスクール
4 .侍エンジニア

侍エンジニアは、マンツーマン専門のプログラミングスクールです。受講生の継続率は97.9%と高い水準となっています。また、侍エンジニアは多くのプロがおすすめするスクールです。エンジニア採用担当の88%、現役ITエンジニアの85%がおすすめする、非常に信頼のあるスクールと言えます。
侍エンジニアでは、自分の理想に合わせた専用のカリキュラムを、専属の現役エンジニアから学ぶことで、理想の実現に大きく近づきます。また、モチベーション維持のために講師とは別に学習コーチがつき、いつでも質問・相談ができる環境が整っているので安心です。転職保証コースではキャリアアドバイザーのサポートもあります。
学習の継続に関しては、独自開発の学習管理システムによって、日々の学習管理ができます。また、学習中につまずいたところについては、講師が見るQ&A掲示板ですぐに回答がもらえるので、学習がスムーズに進みます。
5.TECH CAMP

TECH CAMPはITエンジニア転職を強みとするプログラミングスクールです。これまでの受講者数は60,000名を超えており、転職成功率は99%となっています。
TECH CAMPは、未経験に特化した学習環境が整っており、学習の途中離脱率は3%と非常に低くなっています。その理由として、学習を挫折させないためのサポート体制が充実していることが挙げられます。転職活動では、プロの講師、専属ライフコーチ、専属キャリアアドバイザーのサポートがあります。
学習方法は、フルタイムまたは仕事をしながらの学習を選択することができるため、ライフスタイルに合わせて学ぶことができます。学習カリキュラムでは、実際の開発現場で使える技術を学ぶことができます。また、ゼロからオリジナルアプリの開発経験を積めるため、転職活動の際には開発スキルの証明として使用できます。
6.RUNTEQ

RUNTEQは、エンジニアとしての第一歩を踏み出すための超実践型オンラインプログラミングスクールです。国内最大級の商品比較サービス「mybest」にて、国内プログラミングスクール3年連続ランキング第1位を獲得しています。
RUNTEQでは、1000時間の実践的なカリキュラムを提供しています。そのため、エンジニアとして即戦力となる実力をつけることができます。
学んできたスキルを生かして作成するオリジナルのwebアプリケーションでは、企画、開発、運用まですべてを自身で行うことで、圧倒的な力を身に付けることができます。その中では、挫折しないように学習を習慣化できる仕組みや、経験豊富な講師の学習サポートがあります。また、コミュニティを活用することで、仲間と一緒に頑張ることができます。
プログラミングの技術力を身に付けていくのと同時に、就職サポートも受けることができます。経験豊富なキャリアアドバイザーが内定獲得までしっかりサポートをしてくれるので安心です。
7.DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは、DMMが運営するオンラインでプログラミングやWebデザインが学べるスクールです。学習の目的や適性に応じて選べるように、豊富なコースが用意されています。
DMM WEBCAMPの特徴
DMM WEBCAMPは、各プログラミング言語やデザイン、動画など、さまざまなコースを用意しています。そのため、自分の興味・関心に合わせて学ぶことができます。学習はDMM監修の独自カリキュラムを用いて進められます。DMM認定の現役エンジニア・クリエイター講師が学習理論に基づく独自の学習メゾットで日々の学習を手厚くサポートしてくれます。
受講期間は最短4週間から選択が可能であるため、自分の学習ペースに合わせて学習できるのも大きな魅力です。
まとめ
いかがでしたか?プログラミングスクールの選び方は理解できましたでしょうか?就職・転職を目的とした方と、スキルを身につけたい方にとって選び方は異なってきますので確認しておきましょう。
また、プログラミングスクールの受講前は、必ず目的を定めましょう。目的を持った上でプログラミングスクールに通うことによって、モチベーションを保ちつつ学習することができます。
おすすめのプログラミングスクールについても7つ紹介しました。
今回は学生向けと社会人向けにそれぞれ紹介しているので気になるスクールがあれば無料説明会に参加してみましょう。
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