【文理問わず】ガクチカ・自己PRでプログラミング経験をアピールするコツを例文つきで解説
こんにちは、GeekSalonライターの和也です!
この記事をお読みの方は、「プログラミング経験を就活に活かしたいが、ガクチカにどうやって書けば良いかわからない」や「プログラミングスキルを活かすどんなサービスがあるのかわからない」、「未経験者がガクチカにプログラミング経験を書くには例文があったらいいな」といったようなお悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、ガクチカ・自己PRでプログラミング経験をアピールするコツを例文付きで解説していきます。
この記事を読めば、あなたも自己PRやガクチカでプログラミングのことが書けるようになり、企業にしっかりとアピールできます!ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
どの程度のプログラミング経験があればガクチカ・自己PRになる?
結論から言いますと、企業や職種によって求められるプログラミング経験は異なります。実際にプログラミング未経験でもエンジニアとして採用している企業もあれば、一定のスキル、実務経験がないと採用されない企業も存在します。これからは一般的にどの程度プログラミング経験があれば、ガクチカ・自己PRになるか職種を開発系と非開発系に分けて紹介します。
開発系の職種
開発系の職種の場合、面接で必ずと言っていいほどプログラミング経験の有無を問われます。面接で聞かれる質問事項で代表的な例は下記のとおりです。
- 「学んできた言語は何ですか?」
- 「プログラミング勉強を通して作成したものはありますか?」
面接の際に自分のガクチカとして自分のプログラミング力をアピールする際、面接官に一番伝わりやすい方法は、自分の制作物を見せることです。
どのような技術を使い、どれくらいの期間で作成したか伝えることによってガクチカに繋がります。
ガクチカで一番大事なことは、成果はもちろん、その成果に至るまでの過程でどんな目標を立て、自ら課題を設定し、解決してきたのかがとても大切になってきます。また、そこから何を学びどのような力を得たのかを言語化する必要があります。
自分の成果物、ポートフォリオを作成する上で、どのような目標を立てて、どんな困難があったのか、またそれに対してどのように乗り越えられたのかをしっかり言語化できるようにしておきましょう。
非開発系の職種
非開発系の職種の場合は、一般的には、どの程度プログラミング経験があれば、ガクチカになるか、自己PRになるかという判断軸は特にありません。
もちろん、成果物があるに越したことはありませんが、非開発系の職種でプログラミングを重要視している企業は一般的には少なく、高い技術力はそこまで求められていないケースが少ないことが理由の1つとして挙げられます。
自己PRで最も重要なのはあなたの「能力」であり、プログラミング「技術」ではないからです。
非開発系の職種でプログラミングをガクチカ、自己PRとして利用したい場合は、事前に下記の項目を言語化しておく必要があります。
- 対人力:人とのコミュニケーション能力
- 対自分力:自分の行動や思考をコントロールする際に必要となる能力
- 対課題力:仕事を処理するスピード、仕事のクオリティに関係する能力
前述した通り、ガクチカで一番大事なことは、成果はもちろん、その成果に至るまでの過程でどんな目標を立て、自ら課題を設定し、解決してきたのかがとても大切になってきます。また、そこから何を学びどのような力を得たのかを言語化する必要があります。
ガクチカでプログラミング経験をアピールするコツ
自己PRに説得力を持たせるガクチカを構成するコツとして、「STAR」を紹介します。ガクチカの構成を考える際は「STARの観点」というフレームワークを活用することで、初めて話を聞く人にも分かりやすく、コンパクトに伝えることができます。
STARの観点とは以下の4つの要素の頭文字をとった、エピソード構成のフレームワークです。
- Situatio = 状況
- その時の状況や背景について簡単に説明する。
- Task = 課題・問題
- 具体的な課題や条件について説明する。
- Action = 行動
- 課題解決にあたってとった具体的な行動について説明する。
- Result = 結果
- 取り組みの結果について、真実とあなた自身の振り返りを説明する。
また、プログラム経験者は、STAR観点に下記の3つを合わせてガクチカを構成させると良いでしょう。
- 実績を記載する
- 開発環境、開発言語を記載する
- プログラミング経験を期間で記載する
プログラミング未経験者は、STAR観点に下記の2つを合わせてガクチカを構成させると良いでしょう。
- 学ぶ姿勢をアピールする
- 今取り組んでいることをアピールする
プログラミングのガクチカの例文
では、プログラミング経験のガクチカの例文をご紹介します。
是非、参考にしていただければと思います。
私は大学に入学してから3年間、独学でプログラミングを学んできました。
プログラミングスキル習得の道のりは険しく、自分の想定通りに開発できることは稀で失敗の連続でした。
失敗しては、原因を調べ、改善し、検証するといったプロセスを繰り返し、一定のスキルを身につけることができたと自負しております。
プログラミングを学習する内に、自作のアプリを他人の役に立てたいと考えるようになりました。
そこで、所属していたスポーツサークルのスケジュール管理・会費管理を効率化するためのショートカットアプリの開発に挑戦することにしました。試作品のアプリをサークル幹部に使ってもらったところ、実際のサークル運用に適さない点が数多くあり、導入を見送られてしまいました。
その時、私はプログラミング開発ではユーザーの目的や、用途などをしっかりと理解しないと無用の長物が出来上がってしまうことを学びました。そこで、私は実際のスケジュール作成や会費徴求の作業を手伝い、メンバーが困っていること、面倒だと感じていることを具にヒアリングしました。
その結果、完成したスケジューラーアプリと収支管理アプリは非常に使いやすいと好評を頂き、引退後の今でもサークルで利用してもらえています。
この経験から、自身の体験・ユーザーの声といった一次情報を得ることの重要性、周囲と協力することで期待以上のモノを生み出せることを学ぶことができました。
文系大学生がガクチカでプログラミング経験をアピールするメリット
文系の大学生がガクチカでプログラミング経験をアピールするメリットを紹介します。
社会の動きを考えられている人材としてアピールできる
世の中の動きは、コロナを機に更にIT化が進みました。近年ではDXやAIなど世の中の動きもどんどん変化しています。そんな中、自分から率先してIT分野であるプログラミングを勉強していることは社会の動きを考えられている人材としてアピールすることができます。プログラミングスキルは、エンジニアにならずとも業務効率化などの場面で必要なスキルになってきます。
専門分野ではない領域での活躍をアピールできる
理系大学生でプログラミングを強みにしている人たちは一定数いらっしゃいます。しかしながら、文系大学生でプログラミングを強みにしている方はごくわずかです。就職活動において他人と差別化することはとても重要になります。よって文系大学生がプログラミングを勉強している希少性をアピールすることができます。
エンジニア志望の就活生にオススメのサービス・進路
エンジニア志望の就活生におすすめのサービスや進路は以下の4つとなっています。
- 学習サイトを独学で勉強
- プログラミングスクール
- IT企業の長期インターン
- 案件受託
学習サイトを独学で勉強(レベル低)
世の中にはプログラミングを独学で勉強するサイトやサービスが多く展開されています。今回は、2つほど紹介します。
Udemy
Udemyとは、ビジネススキルやITスキル、マーケティングスキルなどあらゆるスキルを動画にて学ぶことができるサービスです。動画を視聴するには、有料で動画を購入する必要があります。
Udemyは月に2〜3回程度必ずどこかでセールを行います。セールになると、1万円代の動画コンテンツも、1000円から3000円台ほどで購入することができます。(一部動画は4000円を超える可能性あり)
実際にエンジニアとして働いている方が教えている動画も多くあるため、とても充実したコンテンツになっています。
ドットインストール
ドットインストールは3分程度の動画でプログラミングの学習ができるサービスになっています。月額1,080円(税込)でプレミアム会員になることができます。
プレミアム会員になることによって視聴できる動画数も増えるため、充実したコンテンツを学習することができます。
Udemyやドットインストールは比較的安価でプログラミングを学習することができるためオススメですが、一人で継続して勉強する忍耐力が必要になってきます。
プログラミングは独学の挫折率が80%以上あると言われているため、少しでも不安のある方は次に紹介するプログラミングスクールをお勧めします。
プログラミングスクール(レベル低)
エンジニアを志望する場合、ポートフォリオの制作が必要となってきます。ポートフォリオが必要な理由としては、エントリーシートや面接時に企業の方に提出する機会があるためです。
そこで、大学生にオススメのプログラミングスクールを紹介します。
GeekSalon
GekSalonは大学生限定のコミュニティ型のプログラミングスクールです。メンターも大学生のため、質問もとてもしやすい環境になっています。
学習サイトなどのツールを利用して独学で勉強した場合、挫折率が90%を超えてしまいます。GeekSalonは挫折率は5%前後と言われています。
理由は、質問のしやすさの他にも24時間いつでも質問OKなチャットがあることや専属メンターが進捗の管理などもしてくれることが理由になっています。
また、就職活動で必要とされているポートフォリオの作成もカリキュラム受講中に作成することができ、世の中に公開するデプロイも可能になっています。
GeekSalonの詳しい情報は無料の説明会で聞くことができます。ぜひおしゃべり感覚で参加してみてください。
IT企業で長期インターン(レベル高)
インターンシップとは、大学生の間に企業に一定期間入社し実務経験などを得る機会のことを指します。短いもので2週間から、長いもので1年以上ある長期インターンも存在します。
長期インターンを通して、実際に企業のエンジニアとして実務経験を得ることは、エンジニアとして就活を進める上で貴重な経験となります。
独学の場合は、一人で開発する機会が多いため、Git、GitHubといった他人とコードを管理・共有するサービスを利用する機会は少ないですが、企業などの大きな規模で開発を進める場合は必ずと言っていいほど、Git、GitHubを利用します。チーム開発は技術のレベルが高く、経験があると強みになるため企業で長期インターンをすることは就職活動で大きな武器になります。
長期インターンを調べるときには下記のサービスを利用することをオススメします。ぜひ利用してみてください。
- Wantedly
- infraインターン
案件受託(レベル高)
実際に実務経験を積むことができたら、企業からエンジニアとして案件を受託することも可能になっています。実際に受託する場合、クラウドワークスなどを利用すると実際に案件などを探すことができます。
実績等がないと引き受けられない場合も多くあるので、いきなり案件受託をすることはお勧めできません。まずは、IT企業で長期インターンとして実績を積むことも視野に入れておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?実際に文系の大学生でも学習サイト・プログラミングスクールなどでプログラミングを勉強しポートフォリオを持って就職活動に挑むことによってエンジニアとして就職することも可能になっています。
近年は文系エンジニアという言葉が出てくるくらい、文系出身の方がエンジニアをすることも稀ではありません。まずは自分で勉強をしてみて、エンジニアが向いていると思ったら思い切って挑戦してみましょう。
最後に、プログラミング初心者の方がエンジニアを目指すならGeekSalonがお勧めです。GeekSalonは文系の大学生が6~7割を占めており、プログラミング未経験の大学生が9割のコミュニティ型スクールになっています。他の大学に通っている大学生と交流することもでき、就職活動の相談等もできるので、ぜひ気になった方は毎日行われている無料説明会に参加してみてください。