C言語は独学で習得可能?初心者向けに挫折しないための学習方法を解説!

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「C言語って難しそう…」「独学で本当にマスターできるの?」
そんな不安を持っている方も多いと思います。結論から言うと、C言語は独学でも習得可能です。ただし、ポイントを押さえずに進めてしまうと、途中でつまずいてしまうこともあります。

この記事では、C言語の難しさの正体や独学での学習ステップ、そして挫折しないためのコツまで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

C言語とは?

C言語とは、コンピュータプログラミングの基礎を学ぶのに最適なプログラミング言語と言われています。

C言語は1970年台に開発されて歴史のあるプログラミング言語です。システム開発や組み込み開発などのプログラムを書くために広く使われています。

C言語は学習のための言語としても優れています。他のプログラミング言語と比べると、「簡単」ではないかもしれませんが、プログラミングの基本概念を体系的に学べる構造になっています。変数や条件分岐、繰り返し処理、そしてポインタ(C言語特有の重要な概念)などを理解することで、プログラミングの土台をしっかりと築くことができます。

C言語が特別である理由はもう一つあります。それは、この言語が「他の多くの言語の基礎」となっている点です。C言語を習得することで、C++やC#、さらにはJavaやPythonといったモダンな言語を学ぶ際に非常に役立ちます。C言語の基本を知っていると、新しい言語の仕組みや使い方を理解するスピードが格段に上がるのです。

C#やC++との違いとは?

C言語の特徴

C言語は、1972年に開発された歴史ある汎用プログラミング言語で、C++やC#の基礎となっています。C言語はシンプルでハードウェアに近い操作が可能な点が最大の特徴となっています。

C++の特徴

C++は、C言語を拡張して1980年代に開発されたオブジェクト指向プログラミング言語です。C言語の機能をすべて備えたうえで、オブジェクト指向例外処理といった高度な機能を追加しています。

これにより、より複雑で大規模なプログラムを効率よく開発できるようになりました。

C#の特徴

C#は、2000年にマイクロソフトが開発した高レベルなプログラミング言語です。

C++と異なり、C#はC言語を基にしていませんが、C言語やC++に似た構文を持っています。そのため、プログラミング初心者でも取り組みやすく、特にWindows環境やゲーム開発でよく利用されています。

3つの言語の特徴をまとめた表は以下の通りになります。

C言語C++C#
登場時期1972年1983年2000年
主な特徴シンプル、低レベル高性能、オブジェクト指向自動化、高レベル
用途システム開発、組み込みゲーム、複雑なアプリ開発Windows、Unityゲーム
学習の難易度基本的だが難しいやや難しい比較的簡単

表に示す低レベル、高レベルというのは、難易度のレベルが高い低いという訳ではありません。

低レベルとは、ハードウェアに近い操作が可能な言語のことです。メモリやCPUを直接制御できるため、効率的で高速なプログラムを作成できますが、難易度は高めです。

一方、高レベル言語は、人間が理解しやすい構文で書かれ、エラー処理やメモリ管理などが自動化されています。その分、学びやすく開発効率も高いですが、ハードウェア制御の自由度は低くなります。

C言語はなぜ難しいと言われるのか?

C言語が難しいと言われている理由は下記のとおりです。

メモリ操作の概念が難しい

C言語最大の特徴とも言えるのが、ポインタを使ったメモリ操作です。プログラミング初心者にとっては、この「メモリって何?」「アドレスってどういう意味?」といった部分で大きく戸惑ってしまうケースが多く見られます。

たとえば、以下のようなコードがあるとします。

int x = 5;
int *p = &x;

このとき、x はただの整数型の変数で、値として 5 を持っています。そして p は「ポインタ変数」と呼ばれ、x のアドレス(つまり「xがメモリ上に存在する場所」)を記憶しています。

ここでのポイントは、C言語では変数の値だけでなく、変数のある場所(アドレス)も扱うことができるということです。

さらに次のように書くと

printf("%d\n", *p);

これは、「pが指し示している場所にある値を取り出して表示する」ことを意味します。実際には、*px の値(つまり 5)を取り出して表示してくれます。

実際のコード例を見てみよう

#include <stdio.h>

int main() {
    int x = 5;
    int *p = &x;

    printf("xの値: %d\n", x);
    printf("xのアドレス: %p\n", &x);
    printf("pの中身(xのアドレス): %p\n", p);
    printf("pが指す先の値: %d\n", *p);

    return 0;
}

出力イメージ

xの値: 5  
xのアドレス: 0x7ffee36c20ac  
pの中身(xのアドレス): 0x7ffee36c20ac  
pが指す先の値: 5

ポインタはなぜ必要なの?

エラーがわかりづらい

C言語では、エラーのメッセージが初心者に優しくないのも特徴です。文法ミスや型の不一致があると、無機質なエラー文がズラッと並び、どこが悪いのかがわからないという状態になります。ここで心が折れる方も少なくありません。

Pythonとの比較

ではどのようにわかりづらいのか、実際に人気言語のPythonと比較してみましょう。

たとえば、次のような単純なミスをしたとします。

int x = "hello";

このコードは、整数型(int)の変数 x に文字列 "hello" を代入しているため、型の不一致(変数xに整数が入ることを期待しているのに文字列が代入されている)が発生します。
このとき、C言語では次のようなエラーが表示されます。

warning: initialization of ‘int’ from ‘char *’ makes integer from pointer without a cast [-Wint-conversion]

何が起きたのかが非常にわかりづらく、初心者にとっては「ん?」となってしまいます。特に pointer without a cast などの専門用語が並び、「キャストって何?」という混乱を招くことも多いです。

一方、Python で似たようなミス(整数に文字列を代入して、計算しようとする)をした場合

x = "hello"
print(x + 1)
TypeError: can only concatenate str (not "int") to str

このように、Pythonでは「文字列(str)と整数(int)は足せません」と比較的わかりやすく説明してくれます。

このように、C言語は「何が起きているか」を初心者にやさしく説明してくれないことが多く、エラー文を読む力や専門知識がないと、どこを直せばよいかすら分からないという壁にぶつかりやすいのです。

自動補完や便利機能が少ない

最近のプログラミング言語(PythonやJavaScriptなど)は、エディタやIDEがとても賢く、書いている途中で「次に何を書くべきか」をサジェストしてくれたり、間違っていればその場で教えてくれたりします。

たとえば、関数名の一部を打つだけで候補が表示されたり、スペルミスや型の間違いをリアルタイムでチェックしてくれる機能がついています。

しかし、C言語の場合はそういった自動補完や文法チェック、デバッグ支援機能が弱い(または別途自分で設定が必要)というケースが多く、初心者にとっては「何が正解か自分で全部調べて書く必要がある」ように感じてしまいます。

たとえば、Visual Studio Code や IntelliJ で Python を書いていると

pri

と入力するだけで print() の候補が出てきたり、構文ミスが赤線で警告されます。

一方、C言語で次のようなコードを書いた場合、

pritnf("Hello, world!");

といったほんの少しのタイプミス(printf → pritnf)でも、何の警告もなくビルドが走り、ようやく「未定義の関数です」といったコンパイルエラーが出てきます。

このように、初心者がミスに気づきにくい環境であるため、C言語は手取り足取り教えてくれない自立型の言語といっても過言ではありません。学習の自由度が高い反面、補助輪がついていないので、油断すると何度もつまずいてしまうのです。

もっと具体的にC言語がどんな言語なのか、気になる方はこちらの記事も併せて読んでみてください!

C言語ってどんな言語?初心者が学ぶメリットとは?将来性について解説!
関連記事C言語ってどんな言語?初心者が学ぶメリットとは?将来性について解説!

C言語を独学で学ぶ際のメリット・デメリットとは?

前半を読んで、「自分には無理かも」と思ってしまった方もいるかもしれません。でも、だからこそC言語には、他の言語では得られない圧倒的な学習価値があります。

メリット

低レイヤーの仕組みが理解できる

C言語は、ハードウェアに近いレベルでプログラムを書くことができるため、「コンピュータってどうやって動いているの?」という本質的な疑問に答えてくれる言語です。たとえば、メモリがどこにどのように割り当てられているか変数は実際にどう扱われているのか、という視点は、JavaScriptやPythonではあまり意識しないポイントです。

難しいとされるポインタや構造体も、学んでいくうちに「どうして他の言語ではこれを隠しているのか」「裏で何が起きているのか」が見えるようになります。これはプログラミングを本質的に理解したい人にとって、避けて通れない知識です。

C言語を学んで、パソコンというブラックボックスの中身が少し見えるようになったと感じる方も多いです。

多くの言語のルーツになっている

JavaやC++、Go、Rustなど、これらの人気のある現代的な言語の多くがC言語の影響を受けて設計されています。文法や構造、処理の考え方においてCの影響は根強く、C言語を知っているかどうかで他言語の理解の深さがまるで違うという場面は珍しくありません。

特に、エンジニアとして本格的にキャリアを考えている人にとって、C言語の習得は「一段深い理解」を持つのに非常に役立ちます。

たとえるなら、C言語は「古文」です。現代語(他の言語)だけを学ぶより、元になるルーツを知っていると表現や意味の解像度が一段上がるイメージです。

デメリット

初心者にはつまずきやすい

前述の通り、ポインタやエラーメッセージの難解さなど、最初の壁が高いのが難点です。「楽しく学ぶ」ことがモチベーションになるタイプの方は、慣れるまでに根気が必要かもしれません。

実用的なアウトプットに時間がかかる

C言語はWeb制作やアプリ開発にそのまま使えるわけではないため、「作ってみた系」のポートフォリオにしにくいのも難点のひとつです。

C言語を独学で学ぶステップを徹底解説!

  1. 開発環境を整える
  2. 文法を一通り学習する
  3. ポインタや構造体の理解に挑戦する
  4. 小さなプログラムを作る
  5. 実用的な課題やアルゴリズムにも取り組む

1. 開発環境を整える

Visual Studio CodeやGCCなどのC言語対応エディタ・コンパイラをインストールします。

2. 文法を一通り学習(変数、条件分岐、ループ、関数、配列)

変数

変数とは、プログラム内でデータを一時的に保管するための「箱」のようなもので、使用する前に必ず宣言する必要があります。

型とは、変数という箱の中にどのようなデータが入るのか予め宣言する必要があります。

例を挙げると以下の通りになります。

int age = 20;  // 整数型の変数ageを定義し、20を代入

これは、変数ageを定義し、20を代入しているコードになります。ageには必ず整数が入るため、型は整数を意味するintを定義します。

また、C言語では、コードの末尾に必ず;(セミコロン)を書く必要があります。以下のように書いた場合、エラーが出ます。

int number = 10  // セミコロンがないためエラー

このようにC言語は正確な構文や文法に従って記述する必要があるため基本的な構文と文法を抑える必要があります。

制御構文-条件分岐

次に制御構文の中でも条件分岐について理解しましょう。

C言語では主にifswitchが使われます。それぞれの特徴や使い方を詳しく解説します。

条件分岐 if文

if文の例は以下の通りになります。

int score = 85;

if (score >= 60) {
    printf("合格です!\n");
}

上記のコードは、変数scoreが60以上の場合に「合格です!」と表示されるコードです。ifの中の()には条件式として比較演算子や論理演算子が使われます。if文は条件式がtrueの場合、{}の中のコードを実行し、falseの場合は実行しないという構文です。

比較演算子には==(等しい)や!=(不一致)<>などがあります。

論理演算子には、&&||が挙げられます。&&は以下のように使われます。

if (x > 0 && x < 10) {
    printf("xは0より大きく10未満です。\n");
}

条件式のx > 0 && x < 10xの値が0より大きいかつxの値が10より小さい値という意味です。

なので、&&は「かつ」という意味があると覚えましょう。

論理演算子の||は以下のように使われます。

if (x < 0 || x > 100) {
    printf("xは0未満または100より大きいです。\n");
}

条件式のx < 0 || x > 100xの値が0より小さいまたは、xの値が100より大きいという意味になります。

論理演算子の||は「または」という意味があると覚えましょう。

条件分岐 switch文

switch文は、複数の選択肢がある場合に使われます。if文よりもコードがスッキリするため、条件が多数あるときに便利です。書き方は次のとおりです。

int grade = 2;

switch (grade) {
    case 1:
        printf("1年生です。\n");
        break;
    case 2:
        printf("2年生です。\n");
        break;
    case 3:
        printf("3年生です。\n");
        break;
    default:
        printf("該当する学年がありません。\n");
        break;
}

このコードでは、gradeの値に応じて異なるメッセージを表示します。breakは処理を途中で終了するために使われます。breakがないと次のcaseの処理も実行されてしまう点に注意が必要です。

このコードでは、gradeには2が割り振られているため、case 2から直下のbreakまでのコードが実行されるため、2年生です。という文字列が出力されます。

条件分岐のif文とswitch文を理解して使い分けられるようになりましょう。

制御構文-ループ文

次に制御構文の中でもループ文です。ループ文は主に、forwhiledo-whileの3つが用いられます。簡単に紹介します。

制御構文 for文

for文は、C言語で特定の処理を指定した回数だけ繰り返すための制御構文です。簡潔に記述できるため、繰り返し処理の中でもよく使われます。具体的なコードは以下のとおりです。

for (int i = 1; i <= 5; i++) {
        printf("iの値: %d\n", i);
    }

このfor文はiという変数にに1が代入されてiが5になるまでiの値を出力するコードです。iが6以上になるとfor文の条件式に当てはまらないため、for文の中のコードは実行されないようになります。

上記のコードの実行結果は以下の通りになります。

iの値: 1  
iの値: 2  
iの値: 3  
iの値: 4  
iの値: 5  
制御構文 while文

while文は、C言語で繰り返し処理を実行するための構文の一つです。特定の条件が満たされている間、処理を繰り返し実行するという特徴があります。for文と異なり、繰り返し回数が事前に分からない場合に便利です。

while文の例は以下のとおりになります。

int i = 1;
while (i <= 5) {
        printf("iの値: %d\n", i);
        i++;  // iを1ずつ増加
    }

こちらは先ほどのfor文のコードと同様iの値が5になるまでwhile文の中が実行されます。

制御構文 do while文

while文の他にもdo while文というものも存在します。

#include <stdio.h>

int main() {
    int input;

    do {
        printf("数値を入力してください(0で終了): ");
        scanf("%d", &input);
        printf("入力された値: %d\n", input);
    } while (input != 0);

    printf("プログラムを終了します。\n");
    return 0;
}

do while文はwhile文を実行する前に必ず1回doの中身が実行されます。入力された値が0でない場合、条件input != 0が「真」となり、ループを繰り返します。入力が0になると条件が「偽」となり、ループが終了します。

関数

プログラミングでは、同じ処理を行う場合は予め関数を作っておき、それを再利用して使う手段があります。

関数は、特定の処理をひとまとめにしたもので、コードの再利用性を高めるために使います。C言語では、関数を定義する際に戻り値の型、関数名、引数を指定します。たとえば、次のように記述します。

int add(int a, int b) {
    return a + b;
}

上記のコードを設定しておくことによって自分が足し算を利用したい際は、下記のコードのように関数を呼び出すことによってaddの関数を利用することができます。

add(5,3);

関数を使うと、同じ処理を繰り返し記述する必要がなくなり、プログラムが読みやすくなります。ま他修正を行う場合、いくつも同じ処理を書いていると何度も修正が必要になりますが、関数化しておくことによって修正する工数も削減することができます。

配列と文字列

配列は、同じ型のデータを複数格納するための構造です。たとえば、10個の整数を格納する配列は次のように宣言します。

int arr[10];

一方、文字列は文字の配列として扱われ、C言語ではchar型の配列で表現します。たとえば、次のように記述します。

char str[] = "Hello";

3. ポインタや構造体に挑戦

ポインタ

ポインタは、C言語の特徴的な概念で、メモリのアドレスを直接扱うための仕組みです。ポインタを使うと、変数の値だけでなく、その値が格納されている場所(メモリのアドレス)を操作できます。たとえば、次のようにポインタを宣言します

int a = 10;
int *p = &a;  // pはaのアドレスを指すポインタ

ポインタは、配列や文字列、関数の引数を効率的に扱うために役立ちます。

ポインタは初心者では理解しにくい内容になるのでしっかり学習して習得しましょう。

構造体

構造体は、異なる型のデータをひとまとめにして扱うためのデータ構造です。たとえば、次のように構造体を定義します。

struct Student {
    int id;
    char name[50];
    float grade;
};

このStudent構造体は、学生のID、名前、成績を1つのまとまりとして管理できます。構造体を使うと、複雑なデータを整理して扱いやすくすることができ、特に実用的なプログラムを書く際に役立ちます。

4. 小さなプログラムを作る(電卓、文字数カウントなど)

文法の基本を一通り学んだら、いよいよ実践です。「何かを作ってみる」ことが、知識を理解として定着させる最良の方法です。

たとえば、以下のような簡単なプログラムに挑戦してみましょう。
以下は実装例になりますが、自分でチャレンジしてみたいという人はこちらまでスキップしてください。

電卓プログラム

2つの数値と演算子(+、−、×、÷)を入力して、計算結果を表示する電卓は、if文やswitch文を組み合わせて構築できます。

#include <stdio.h>

int main() {
    double a, b;
    char op;

    printf("式を入力してください(例: 3 + 4): ");
    scanf("%lf %c %lf", &a, &op, &b);

    switch (op) {
        case '+': printf("結果: %.2lf\n", a + b); break;
        case '-': printf("結果: %.2lf\n", a - b); break;
        case '*': printf("結果: %.2lf\n", a * b); break;
        case '/':
            if (b != 0) printf("結果: %.2lf\n", a / b);
            else printf("0で割ることはできません。\n");
            break;
        default: printf("無効な演算子です。\n");
    }

    return 0;
}

文字数カウント

ユーザーが入力した文章の文字数をカウントするプログラムです。配列やループ処理を組み合わせて実現します。

#include <stdio.h>
#include <string.h>

int main() {
    char str[100];

    printf("文字列を入力してください: ");
    fgets(str, sizeof(str), stdin);

    int len = strlen(str) - 1; // 改行を除く
    printf("文字数は %d 文字です。\n", len);

    return 0;
}

5. 実用的な課題やアルゴリズムにも取り組む

小さなプログラムを作れるようになったら、次は実践的なロジック(アルゴリズム)に挑戦してみましょう。代表的なのは次のような課題です。

ソート処理(バブルソートなど)

配列内の数値を昇順・降順に並び替える処理です。ループや条件分岐を組み合わせて、アルゴリズムの考え方を体験できます。

int arr[] = {5, 3, 8, 1, 4};
int n = 5;

for (int i = 0; i < n - 1; i++) {
    for (int j = 0; j < n - i - 1; j++) {
        if (arr[j] > arr[j + 1]) {
            int temp = arr[j];
            arr[j] = arr[j + 1];
            arr[j + 1] = temp;
        }
    }
}

探索処理(線形探索、2分探索)

特定の値が配列内に存在するかどうかを調べる処理です。線形探索は全ての要素を順番に調べ、2分探索はソート済みの配列に対して効率よく検索します。

フィボナッチ数列の出力や階乗の計算

再帰関数の練習にも適した課題です。「処理を分解して繰り返す」発想を鍛えるのに役立ちます。

独学を成功させるコツとは?

毎日短時間でも継続する

C言語の学習は、継続こそが最大の武器です。

「今日は10分しかできなかった」と落ち込む必要はありません。むしろそれが理想的です。たとえば、1日10分を1週間続ければ70分ですが、「週1で3時間学ぶ」と言っても、実際は腰が重くなって挫折しがちです。

小さくても習慣化することで、自分の中に学ぶリズムができます。

わからないことを「自力で調べる」習慣をつける

C言語を学んでいると、必ず「意味不明なエラー」「なぜか動かないコード」に出会います。
そんなとき、すぐに人に聞くのではなく、まず自分で調べてみるクセをつけましょう。

Google検索やChatGPTはもちろん、以下のようなプログラマー向けの情報サイトも非常に役立ちます。

検索のコツとして、エラーメッセージをそのままコピペしてみると、同じ悩みを持った人の投稿がヒットしやすいです。

「なぜそうなるか?」を意識して学ぶ

初学者のあるあるで「とりあえず写経(コピペ)して動かすけど、理解してない」があります。
これは確かに動いた達成感は得られますが、次に応用するときに詰まります。

たとえば int *p = &x; というポインタのコードがあったら、

など、動く理由を自分で説明できるように意識しましょう。
ポイントは自分の言葉で説明できるレベルまで理解する。それが本当にわかった状態です。

アウトプット前提で学ぶ

知識をインプットしただけでは、すぐに忘れてしまいます。アウトプットすることで、記憶に残りやすくなります

たとえば、以下のようなアウトプット習慣を意識してみましょう。

また、「誰かに説明する」前提で学ぶと、理解の質が変わります

独学におすすめの教材・サービスを解説!

一週間で身につくC言語の基本

一週間で身に付くC言語の基本のWebサイト

こちらのWebサイトは、実際に1週間でC言語の基礎が身に付くようにカリキュラムが設定されています。

プログラミング未経験の方でもわかるようにC言語とはというところから始まるので初心者の方にオススメです。

書籍『新・明解C言語 入門編』

ロングセラーとして多くの大学でも採用されている1冊。解説が丁寧で、初学者でも取り組みやすい構成です。

新・明解C言語 入門編

動画で学習

C言語は動画で学習することもオススメです。

C言語の解説Youtube動画

Youtubeでは初めてのC言語完全入門として、上記で解説している基礎的な構文からポインタまで4時間半で解説している動画もあります。

Youtubeの他にもUdemyなどで動画講座を購入することで動画で学習できます。

UdemyのC言語検索結果画像

C言語と検索することでいくつもの動画がヒットします。Udemyは動画を購入する必要があるためコストが高いですが、質の高い動画で学習することができるためオススメの学習方法となっています。

プログラミングを本格的に学びたい方はプログラミングスクールがおすすめ!

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特に「質問できる相手がいる」「定期的なアウトプットがある」環境は、継続のモチベーションにもつながります。

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大学の授業やバイトで忙しい学生でも続けられるよう、個別の予定に合わせてカリキュラムを調整可能です。
例えば「週に3日は対面で、残りはオンラインで進めたい」といった要望にも柔軟に対応。完全にあなた専用のスケジュールで学習を進められます。

アウトプット中心の学習スタイル

ただ知識を詰め込むだけでなく、「実際に作る」ことをゴールに据えた学習スタイルです。
学んだ内容は、自分だけのゲームやツールとして形に残し、それをGitHubに公開。そのまま就活時のポートフォリオとして使えるので、将来にもつながります。

大学生同士で刺激し合える環境

1人ではモチベーションが保てない…という人も大丈夫です。同じ大学生たちと一緒に進めるゼミ形式なので、
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