プログラミングは何が難しい?初心者がつまずく7つのポイントと解決策を解説

こんにちは、GeekSalonライターの米山です。
この記事をお読みの方は、プログラミングをはじめてみようと思ったけど、「プログラミングは難しいイメージがある」「何から始めたらいいかわからない」こんな悩みをお持ちなのではないでしょうか??
そこでこの記事では、下記について解説していきます。
- プログラミングがなぜ難しいと言われているのか
- プログラミング学習につまづいてしまった時の解決策
目次
プログラミングはどこが難しい?初心者が難しいと感じる7個のつまずきポイント
この章では「プログラミング=難しい」というイメージがなぜ定着しているのかを紐解いていきたいと思います。
何から始めたらいいのかわからない
今までに体験したことが無いものに挑戦する時、私たちは誰でも緊張したり、ハードルを上げすぎて、始める前から“難しいものだ”と錯覚してしまう傾向にあります。プログラミングもそれと同じです。わからないことが多いもの(ここではプログラミング)に対する印象は、誰でも抱くものだと考えたほうがいいでしょう。
言語が多すぎて選べない
例えば英語を学習すると決まっていれば、私たちは英単語やアルファベットを勉強しようという流れになります。しかしプログラミングの場合、その“言語”を選定するところから始まります。世界に200種類以上ある言語の中から、自分の目的に合った言語を選定するのは至難の業です。
学習の仕方がわからない
言語を選定したとしても、言語によって学習方法や学習時間は大きく異なります。教材を買って自分で学習を始めるのが一番手っ取り早い方法と感じるかもしれません。しかし、0から勉強を始める初心者の場合、プログラミング学習特有の「エラー」を、誰にも聞かずに解決できる人はいないと断言してもいいでしょう。実際に、独学でのプログラミングの挫折率は90%を越えると言われており、教材学習でスキルを身につけることの難しさがわかります。
学習を始めるまでの準備が大変
プログラミング学習を始めるためには、その前段階の準備として『環境構築』が必要になります。環境構築とは、プログラミングに必要な開発環境を整えることです。
開発に必要なソフトウェアやツールをインストールしたり、初期設定を行います。一見簡単そうに聞こえますが、『環境構築』こそがプログラミングを始めるうえでの第一関門になるでしょう。
時間も掛かりますし、プログラミングを始めてすらいないのにエラーが出てしまったら、それこそ挫折してしまいそうですよね。
大量のエラー対応
プログラミングが難しいと感じる大きな理由の一つに、「エラー対応」が挙げられます。エラーは、半角と全角の違い、スペルミス、記号のつけ忘れなど、非常に細かいことで起こります。プロのエンジニアであっても、何度も何度も繰り返しコードを書き直し続けなければならない場合もあれば、1つエラーを解決しても、次の作業に移った途端にエラーが発生する。こんなことも頻繁に起こるのです。
誰かに質問できる環境が無かったり、検索して解決する習慣が身についていない場合、「エラー対応」はつまずきや諦めてしまう原因に繋がります。
学習する内容が多い
プログラミングを学習する前の下調べで、多くの人が驚くのが「プログラミング学習のために割く時間の長さ」です。
プログラミングは学習するべき内容が非常に多く、プロのエンジニアでもその時々で学習を同時並行で行いながらプログラミングを行う方も少なくありません。また新しい情報を覚えたと思っても、プログラミング業界の特性上、何年か経つとその技術や知識が役に立たなくなったり、新たな知識を覚え直さなければならないこともあります。
つまり、プログラミングはある1つの知識を“暗記する”というよりも、沢山の時間と経験を通して “パターンを理解できるようになる” 必要があるのです。
英語の記事が多い
プログラミング言語の多くは、海外で開発されたものです。そのため、“Ruby”や“なでしこ”など、日本で開発された言語を除き、英語の資料を読み解く力が要求されることもしばしばあります。
例えば、最新のアップデート内容を知りたいときや、チュートリアル・マニュアルを実践するときなどは、ある程度英語を読み解く力や努力が必要でしょう。
プログラミングを難しいと感じたときの解決策
プログラミングを難しいと感じた場合、下記の6つの方法で解決することができます。
- 目標設定を明確にする
- 学習を習慣づける
- 検索力を上げる
- 相談できる環境を作る
- 質問できる環境を探す
- 独学に頼り切らない
以下でそれぞれ解説します。
目標設定を明確にする
何を作りたいのか、どんなサービスが欲しいのか、プログラミングを学んだ先でやりたいことなど、「目的」を明確にしていくことは、プログラミングを継続していく上で非常に重要なポイントとなります。
プログラミングはつくりたいものや習得のレベルによって、必要なスキルや言語・学習手段が大きく異なります。
また、地道な努力を積み重ねる必要があるからこそ、目的やゴール・期間などを具体化していくことが重要です。モチベーションを保つためにも、ゴールから逆算してやるべきことをリスト化し、小さな達成感を積み重ねていくことが大切です。
学習を習慣づける
スクールに通う場合も独学の場合も、挫折率の高いプログラミング学習に継続して取り組むためには、学習を習慣化してしまうことが効果的です。
プログラミングは単語を学習するのと同じで、地道ではありますが毎日コツコツ学習を積み重ねていくことで、目標のスキルを身につけることができます!
検索力を上げる
プログラミングでわからないところがあった時、大切になるのが「検索する力」、つまり「ググる」力です。
情報の溢れる今のネット社会では、情報が見つからないということはほぼありません。適切な方法で適切な情報を見つける力をつけることで、自分が求めている情報を的確に得ることができます。
ところで、例えば「大学生向けのプログラミングスクール」を検索する時、皆さんはどんな風に検索しますか?
多くの方は、下記のように検索するのではないでしょうか。
- プログラミングスクール 大学生
- プログラミングスクール 学生向け
- 大学生 プログラミングスクール おすすめ
実は、検索の仕方はそれだけではありません。以下に、おすすめの検索方法を5つご紹介いたします。
「 “”(ダブルクォーテーション)」で完全一致検索

「 プログラミングスクール “大学生” 」といった様に、検索したいワードを “” (ダブルクォーテーション)で囲むことで、そのキーワードが完全一致するWEBサイトのみを検索することができます。
「 -(ハイフン)」をつけることで、○○以外を検索

除外して検索したいキーワードの前に – (ハイフン)をつけることで、ハイフン以降のキーワードを除いた検索結果を表示させることができます。例えば、「 プログラミングスクール -社会人 」と検索すれば、社会人というキーワード以外を含まずにプログラミングスクールを検索することができます。
「 OR 」 で2択に絞る

「 プログラミング 独学 or スクール 」の様に、比較したい対象同士の間に「OR」を挟むことで、「独学」もしくは「スクール」について書かれている記事だけを検索することができます。
「 intitle: 」でタイトル検索

ワード検索欄の最初に intitle: を挿入して使用します。例えば、「 intitle:プログラミングスクール 」と検索することで、記事のタイトルに「プログラミングスクール」というキーワードが含まれている記事のみが表示されます。
ちなみに「プログラミング 大学生」のように複数のキーワードを指定したい場合は、「 allintitle: 」を挿入しましょう。

「related:」で類似記事を検索

「今見たサイトと同じようなサイトを検索したい」と思った時に使える手法です。検索ワードの最初に「 related: 」を挿入し、続けて記事のURLを貼り付けることで、対象のURLに似たサイトを検索することができます。
プログラミングに関する記事投稿サイトでの検索
プログラミングに関するより高度な知識を知りたいと思った時は、プログラミングに特化したWEBサイトを使って検索することも有効な手段です。
例えばGithubでは、言語別の人気のフレームワークやライブラリを知りたいときは「 awsome ○○(言語名)」と検索することで、求めている情報を得ることができます。
Qiitaでは、本文に特定のキーワードを含んでいる記事を探したいときは「body:Qiita」と検索することができます。
相談できる環境を作る
プログラミングを1人で黙々と進めることは、初心者の方にとっては容易ではありません。スクールなどのコミュニティでオフラインでも会える仲間をつくるのもよし、Twitter等を活用してオンラインでも気軽に相談できる仲間を作るのもよしです。進捗をお互いに確認し合ったり、フィードバックをしあったり、挫折しそうな時に励まし合うことができる仲間がいるだけで、プログラミング学習を続けられる十分な理由になります。
質問できる環境を探す
「独学だと不安だけど、スクールに通うのも迷っている…。」そんな方は、オンラインで気軽に相談&質問ができるサービスを活用することもおすすめです。
例えばMENTAというサービスでは、1000円からプロのエンジニアやデザイナーにマンツーマンで相談できるシステムがあります。
スクールに入らずに、信頼度の高い回答が得られる媒体としては非常にリーズナブルなサービスです。
独学に頼り切らない
これまでの章で、モチベーションの保ち方や学習のポイントなどを紹介してきましたが、実際に1人で学習習慣の維持・進捗管理・問題の解決を行うことは、プログラミングを学び始めたばかりの人にとっては至難の業です。
そういった場合はプログラミングスクールを活用することもおすすめです。学習以外の管理が楽になり、学習に集中することができますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。プログラミングは確かにハードルの高い挑戦かもしれません。しかし、ポイントを押さえて学習したり、自分に合った環境を利用してみることで、学習は継続できます。
プログラミング学習に不安を抱いていた方も、この記事を読んでぜひ挑戦してみてもらえたら幸いです。
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