就活に使われる専門用語30選!【就活生必見!】

就活に使われる専門用語

就職活動を行うと就活独自の専門用語が使われます。
就活初心者の方、そもそも就職活動をしたことがない人にとって就活独自の専門用語は馴染みのないものになるでしょう。

今回は、就職活動で使われる専門用語について解説していきます。

この記事を読めばきっと就活で使われる専門用語は理解できるようになるでしょう。

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就職活動で使われる専門用語23選!

これから解説する専門用語は、就活をしていたら必ず1回は耳にし、自分も使うであろう言葉を解説します。

1. 〇〇卒(例:26卒)

Youtubeの広告などにも使われるような専門用語「〇〇卒」(※〇〇は数字2桁)

これは、西暦何年(下二桁)に大学(大学院)を卒業するのかというのを表した単語になります。

2024年時点で、大学4年生、修士2年生の方々は25卒、大学3年生、修士1年生の方々は26卒、大学2年生は27卒、大学1年生は28卒と卒業年度を表した専門用語になります。

2. インターンシップ

インターンシップは、主に大学生や大学院生など若い世代が、実際の職場で一定期間働く体験プログラムです。
インターンシップでは、学生が企業や組織に参加し、実際の業務に携わることで、職場環境や仕事内容を体験することができます。

インターンシップは自分の専門分野や興味のある領域に関連する部署やプロジェクトに参加することができます。

3. 長期インターン

長期インターンとは、平均的に1ヶ月以上の期間で行われるインターンシップのことを指します。実際に職場で社員と同じように働くことを指しています。

最近ではアルバイトではなく長期インターンを行っている学生も多く見受けられ、長期インターンに参加している学生も増えてきています。

4. 短期インターン(1dayインターン)

短期インターンとは、企業の企画として短期間で職業の体験を行うプログラムのことを指します。長期インターンとは異なり、仕事内容の体験ではなく、会社の雰囲気を知ってもらうためや、選考の一環として設けているケースが見受けられます。

5. サマーインターン

サマーインターンとは、本選考(※別途解説)前の夏休みの時期に行う短期のインターンシップのことを指します。

本選考前に自分の志望する業界や、業種などを見極める期間として重要な立ち位置にあります。
企業によっては、内定よりもサマーインターンを通過する方が難しい企業も存在するほど、就活生にとってサマーインターンはとても重要なイベントになっています。

6. ウィンターインターン

ウィンターインターンとは、冬休みの時期に行う短期のインターンシップのことを指します。

サマーインターンよりも難易度は低いと言われています。
春に控える本選考を直前に職業体験ができるため、ウィンターインターンを受ける方もいらっしゃいます。

7. 本選考

本選考とは、内定に直結する選考のことを指します。
本選考では、応募者が最終的な採用の可否を決定するために、より詳細な面接や、グループディスカッション(※別途解説)、筆記試験(※別途解説)などが行われます。

8. エントリーシート(ES)

よくESとして略されるエントリーシート。
エントリーシートとは、実際に企業のサマーインターンや本選考にエントリー(応募する)する際に提出資料のことをエントリーシートと呼びます。

9. SPI・Webテ

次は、SPIテストです。
SPIテストとはよくWebテストや玉手箱などと呼ばれることもあります。
玉手箱やSPIと呼ばれるものはWebテストの種類の名前です。

Webテストはエントリーシートが通った後の足切りとして選考に組み込まれるケースが多く、志望者が多い企業がこのWebテストを取り入れているケースが多いです。

10. OB・OG訪問

OB・OG訪問とは、実際に働く社会人に企業の情報を聞いたり、就職活動について相談したりするような機会のことを指します。
近年は実際に訪問するのではなく、オンラインで行うケースが多く見受けられます。

OB訪問を行うサービスもあります。

Matcher

MatcherのHP画像

Matcherは、国内最大級のOB訪問支援サービスです。
大学の先輩以外でも、気になる企業の気になる人に気軽にOB訪問をすることができます。

11. 就職エージェント

就職エージェントとは、就職活動を支援する会社のことをさします。
1人1人にカウンセリングを行った上で、就職活動全般の対策や、企業の紹介を行ってくれる企業のことを指します。

多くの就活生が就職エージェントを利用しています。

お金などがかかる場合はほとんどないため、安心して利用することができます。

12. GD

GDとはグループディスカッションのことを指します。
選考の1つに組み込まれているケースがあり、複数人で一つのお題に対して制限時間内に議論を行い結論を導き出す選考です。

グループディスカッション当日、グループに分かれ初対面の学生と議論を行います。
GDは対策が必要といわれていて、対策なしで参加するととても難しいと言われています。

グループディスカッションの対策方法について知りたい方はぜひこちらの記事も読んでみてください。

【GD対策】グループディスカッションの進め方が分からない!1人でもできる対策方法を解説!
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13. フェルミ推定

フェルミ推定とは、コンサルティング業界や戦略的な職種のGDのお題として出題されることが多いと言われています。

フェルミ推定は、物事の見積もりや推定をするための手法です
この手法は、非常に複雑な問題や情報が限られている場合に役立ちます。

フェルミ推定のお題例は以下の通りです。

14. ガクチカ

ガクチカとは、エントリーシートや面接時に質問される「学生時代に力を入れたこと」を略してガクチカと呼んでいます。

ガクチカで重要なことは、力を入れてきたことの希少価値性と学んだことを社会人になっても活かすことができるかどうかの実現可能性をみられているケースが多いです。

希少価値が必要な理由としては、採用人事は、1日に数多くの就活生のESや面接を見ており、ありきたりなものを答えても受けが良くないからと言われています。

対して学んだことの実現可能性に関しては、ガクチカを面接やESで聴く目的の1つとしてみられているからです。

ガクチカについて詳しく知りたい方、ガクチカに不安がある方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

ガクチカ・自己PRでプログラミング経験をアピールするコツを例文つきで解説【文系もOK】
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15. 逆質問

逆質問とは、面接時の最後に「最後に、質問はありますか?」と聞かれることを逆質問と言います。
面接では、面接官が学生に質問するのに対して、逆質問は、学生側から面接官に質問するため、逆質問と言われています。

この逆質問は、「ないです。」というと評価が下がるとも言われているため、必ず事前にどのような質問をするか考えておく必要があります。

16. 自己分析

就職活動いざ始めよう!とした時に最初にやれ!と言われるのが自己分析。

自己分析とは、「自分を探る」作業のことです。就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。

また、自分がどのような価値観を大事にしているのか知ることで、入社した時のギャップを少なくするようにする意図があります。

また、就職活動時の面接での自分の長所や短所、ガクチカなどを話す際も自己分析を行い、言語化した状態でないとうまくいきません。

なので、就職活動を始める際に最初に自己分析を行え。と言われるケースが多いです。

17. 外資系企業

外資系企業は、外国資本が出資している企業のことを指します。
また、外銀や、外コンなどと略されるケースがあります。

外銀とは、「外国銀行」の略称であり、外国に本店を置く銀行を指します。
外コンとは、「外国系コンサルティング企業」の略称です。これは、外国資本のコンサルティング会社を指します。外コンは、外国のコンサルティング企業が日本国内に進出して事業展開している場合が多いです。

18. ケース面接

ケース面接とは、、主にコンサルティング業界や戦略的な職種の選考プロセスで用いられる面接形式の一つです。
ケース面接では、実際のビジネスシナリオや問題について、候補者が解決策を提示したり、問題解決のアプローチを説明したりすることが求められます。

ケース面接のお題例としては、ある企業の収益を最大化するための戦略を考え、収益を増やすための可能なアプローチや施策を検討し、実行計画を立てる。などが挙げられます。

19. 通年採用

通年採用とは、企業や組織が年間を通じて新しい従業員を採用する取り組みのことです。

従来の採用シーズンや特定の時期に限定せず、必要な時に必要なだけ新しい人材を採用するというアプローチを取ります。通年採用では、求人募集が絶えず行われ、候補者が応募した時点で迅速に採用プロセスが開始されます。

20. フルリモート

フルリモートとは、会社に出社せずに完全にリモートで仕事を行うことを指します。
オフィスへの通勤が不要になり自宅などで業務を行うことを指します。

21. フレックス制度

フレックス制度とは、柔軟な働き方を促進するための制度や取り組みのことを指します。
具体的には、従業員が勤務時間や勤務場所を柔軟に調整できるようにすることで、仕事と生活のバランスを取りやすくすることを目指しています。

コアタイムを設けている企業もあります。

22. コアタイム

コアタイムとは、従業員が必ず出勤していなければならない時間帯のことを指します。
一般的には、その日の中で特に重要な業務や会議が行われる時間帯などがコアタイムとして設定されます。

例えば、企業が10:00から16:00をコアタイムと定めている場合、従業員はその時間帯に出勤していなければならず、その他の時間帯は柔軟に勤務時間を選択できるという形になります。

23. フルフレックス制度

フルフレックス制度は、従業員に対して最大限の柔軟性を提供する働き方制度の一つです。

この制度では、従業員が勤務時間や勤務場所を自由に選択できるようになります。
具体的には、従業員が自分の生活スタイルや個人のニーズに合わせて、効率的に仕事を行うことができるようになります。

前述したコアタイムがないフレックス制度をフルフレックス制度と言います。

社会人が就活生に使うビジネス専門用語7選!

次に、社会人の方と面談、面接をする際に利用する専門用語になります。
社会人の方も実際にこれくらいの専門用語は、学生でも知っているだろうという程で話をするため、必要最低限覚えておくようにしましょう。

1. OJT

OJTとは、「On-the-Job Training」の略で、実際の仕事場で実際の業務を行いながら、必要なスキルや知識を獲得するトレーニング方法を指します。

OJTは、書籍や講義などの形式的な学習とは対照的であり、実際の作業環境で直接経験を積むことに焦点を当てています。

特に、新卒一年目の動き方や、育成方法について逆質問などをした際に、回答として「OJTを取り入れており〜」といった形で説明されるケースが多いです。

2. BtoB

BtoBとは、「Business-to-Business」(ビジネス対ビジネス)の略語です。
これは、企業間での取引やビジネス活動を指す用語です。BtoBでは、ある企業が他の企業に対して商品やサービスを提供する場合や、他の企業から商品やサービスを購入する場合など、ビジネス同士の取引が主な対象となります。

BtoB取引は、消費者向けのビジネスであるBtoC(Business-to-Consumer)とは異なり、企業同士のニーズや要件に焦点を当てています。

3. BtoC

BtoCは、「Business-to-Consumer」(ビジネス対消費者)の略称です。これは、企業が消費者に対して商品やサービスを提供するビジネスモデルを指します。
BtoCでは、企業が直接個々の消費者に製品やサービスを販売することが主な焦点となります。

BtoCでは、企業は一般的に消費者のニーズや嗜好に基づいてマーケティング戦略を立て、広告を行い、販売を促進します。
消費者に直接製品やサービスを提供するため、BtoC企業は消費者との関係を重視し、顧客満足度を高めることに焦点を当てる傾向があります。

4. KPI

KPI(Key Performance Indicator)とは、ビジネスや組織が設定した特定の目標や重要な活動を測定し、モニタリングするための指標です。
KPIは、具体的かつ数値化可能な目標に基づいて設定され、通常は売上高、利益率、顧客満足度、生産性などの業績や成果を評価します。

OB・OG訪問の際に業績などの質問をした際にKPI、KGI(※後程解説)という言葉を利用して社会人の方が解説するケースがあるため覚えておきましょう。

5. KGI

一方、KGI(Key Goal Indicator)は、ビジネスや組織の長期的な目標や戦略的な方向性を測定し、評価するための指標です。
KGIは、組織のビジョンや戦略的目標に直接関連しており、市場シェアの拡大やブランド価値の向上など、組織全体のパフォーマンスを総合的に評価します。

6. SWOT分析

SWOT分析とは、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の4つの要素を分析し、企業やプロジェクトの現状や将来の展望を評価する手法です。

GDなどの現状分析を行う際に利用されます。

7. SaaS

SaaSとは、Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の略称で、クラウドコンピューティングの一形態です。

SaaSは、ユーザーがインターネット経由でソフトウェアを利用するモデルを指します。
ユーザーは、サービスプロバイダーからソフトウェアを購入または利用し、必要な機能や機能をインターネットを介して利用します。
具体的な例としては、メール管理、顧客関係管理(CRM)、プロジェクト管理、会計ソフトウェアなどがあります。

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