【無料あり】プログラミングの練習サイト15選!【初心者の独学におすすめ】

大学生/大学院生限定プログラミングコミュニティ”GeekSalon“ライターの山本です。

この記事では「最近プログラミング学習を始めたけど、練習サイトがありすぎてどれを選んだらいいかわからない」という方に向けて、下記のポイントについて解説します。

IT人材の需要が高まっている今こそ、自分に合ったプログラミングサイトを選んで最高のスタートダッシュを決めましょう。

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大学生限定プログラミングスクール

目次

そもそもプログラミング練習サイトって?

近年プログラミング学習の需要が高まっていることもあり、巷にはたくさんのプログラミング練習サイトが存在します。その名の通りプログラミングを練習できるサイトのことで、インターネット上に公開されている動画やテキストを見て、プログラミングを学んでいきます。また、同様に学習できるものとしてオンライン型のプログラミングスクールがあります。

この2つの違いとしては、「学習期間が決まっているか」「サポートを受けられるか」が主です。練習サイトは買い切り型やサブスク型など、あなたが見たいタイミングで気になる講座を受講できるタイプのものが多いです。代わりに質問対応はしていないなど、サポートは少ない傾向にあります。

つまり大体のプログラミング練習サイトは、インターネット上のプログラミング教材を自分のペースで自力で学べるもの、とイメージするといいでしょう。

プログラミング練習サイトの選び方

数あるプログラミング練習サイトの中から指針もなく選ぶのはなかなか難しいです。そこで、自分にあったプログラミングサイトを選ぶコツを紹介いたします。

学びたい言語が学べるか

まず、重要視すべきなのは、そのサイトで自分の学びたいプログラミング言語が学べるかどうかについてです。

ほとんどのプログラミングサイトではメジャーなプログラミング言語は大抵網羅されていますが、マイナーな言語は学べなかったり、言語の仕様の変化をカリキュラムに反映させるため一時的に特定の言語が学習できなくなっているサイトもあります。

また、学びたい言語がはっきりしている場合は、その言語に特化しているサイトを利用した方が深い学びができるメリットがあります

学習形式が肌に合うか

次に見るべきは、サイトの学習コンセプトが自分の肌にあっているかどうかについてです。

プログラミングの学習サイトによって学習の進め方は、動画形式で学習を進めるものや、スライド形式で進めるもの、ゲーム感覚で進めるものなど様々です。

どれが最も効率よく学習を進められるかは各人の好みによって決定されるので、自分が最もワクワク感を感じるコンセプトのサイトを選ぶと良いでしょう。

学習費用

また、費用対効果もサイトを選ぶ上での大切な指標の一部です。

あなたがプログラミング初心者の場合は、学習の初期費用を抑え、基礎の部分のインプットをするために全て無料か一部課金制のサイトを選ぶことをお勧めします。

過去にプログラミングをやっていた経験があるという人は、よりハイレベルな学習ができる有料のサイトに挑戦してみるのも一つの手でしょう。

学習者のレベル感

最後に、そのサイトが想定している学習者のレベル感について確認しておきましょう。

無料のサイトの場合は、初級〜上級といった感じで段階を踏んで学習していくものが多いですが、有料のサイトの場合、学習者が既に基礎のインプットが終わっていることを前提にしているものもあります

そういったコンテンツの場合、プログラミング中級者〜上級者といった具合に対象とする学習者の習熟度が明記されていることが多いので、購入する前に確認しておきましょう。

初心者におすすめのプログラミング練習サイト15選

サイト名サイトの特徴基本料金学習形式学べる言語や技術
アルゴロジックキャラクターの操作を通してプログラミング全般の基礎を学習。無料ゲーム形式プログラミングの基礎
Udemy圧倒的なコンテンツ量。コースによって変動動画形式メジャーどころ含む75の言語
Progate初期設定なしで始められる手軽さ。良心的な価格設定。一部無料 月額1,078円(税込)スライド形式HTML & CSS・JavaScript・jQuery・Ruby・Ruby on Rails 5・PHP・Java、Python・Command Line・Git・SQL・Sass・Go・React・Node.jsなど
ドットインストール隙間時間で学習できる手軽さ。良心的な価格設定。一部無料月額1,080円 (税込)動画形式HTML&CSS・JavaScript・jQuery・Ruby・PHP・Java・Python・Git・Go・React・Node.js・Kotlin・Swift・Vue.js・C言語など
paizaラーニング講座コンセプトの面白さ。学習の手軽さ。一部無料1ヶ月プラン 1,078円(税込)6ヶ月プラン 4,488円 (税込)12ヶ月プラン7,200円(税込)動画形式・ゲーム形式HTML・JavaScript・Ruby・Ruby on Rails・PHP・Java・Python・Git・SQL・Go・Kotlin・Swift・C言語・Perl・Scalaなど
YouTube無料で閲覧できるコンテンツの多さ。無料動画形式メジャーどころの言語はほぼ全て学べる。
いつも隣にITのお仕事VBA、GASについての豊富なコンテンツ。無料テキスト形式VBA・Google Apps Script・Python
Python学習講座Pythonの学習を効果的に進められる構成。無料テキスト形式Python
Schooリアルタイム授業による臨場感ある学び。基本無料+月額980円(税込)動画形式メジャーどころの言語はほぼ全て学べる。
Codecademy世界的人気学習サイトのハイクオリティなコンテンツ一部無料。月額19.99ドルスライド形式・動画形式HTML / CSS、JavaScript・Ruby・PHP・Java・Python・SQL・Go・Kotlin・Swift・C・C#・C++・R・Bash/Shellなど
Swift Playgrounds3Dキャラの操作で覚えるSwiftの基本知識。無料ゲーム形式Swift
Udacityオンラインで学位が取れる本格的な学び。コースによって変動動画形式JavaやJavaScriptなどメジャーどころの言語に加え、AIやディープラーニング、自動運転等に使用される言語が学べる。
AtCoder
競い合いながらアルゴリズムについて学べる。基本無料コンテスト形式C++
20分ではじめるRubyはじめてRubyに触れる人に優しいシンプルなサイト構成無料テキスト形式Ruby
新人エンジニア研修資料各企業が必要事項を0から無料スライド形式など企業による

子供・初心者向け視覚的に学べる「アルゴロジック

アルゴロジック

アルゴロジックの特徴

アルゴロジックは、一般社団法人電子情報技術産業協会JEITAのホームページ上で公開されている課題解決型ゲームソフトです。自分が組み合わせたコードに従ってキャラクターが移動するので、子供やプログラミング経験がない人でも視覚的にプログラミングのロジックを理解できます。

アルゴロジックのメリット

アルゴロジックはユーザー登録やダウンロードをせずに、誰でも無料で始められます。パソコンやタブレット、スマートフォンなどWebブラウザが使える端末ならどれでも遊ぶことができます。

また、ゲームは、「アルゴロジック1」と「アルゴロジック2」があり、前者では順次処理と繰り返し処理、後者では前者に加えて分岐処理が学べるようになっています。どちらも「ロボットを動かして盤面上の旗を集める」というルールが共通しているため、自身の成長を体感しやすいでしょう。

アルゴロジックのデメリット

このサイトはプログラミングに共通した基礎的な知識を遊びながら学べるサイトです。そのため、特定のプログラミング言語を学ぶことはできません。その名の通りアルゴリズムを学ぶことはできますが、例えばWebサイトやアプリケーションなどを作るための実践的な内容は含まれていません。

プログラミング学習の第一歩を踏み出したいと考えている方に適したサイトです。

社会人向けの豊富な動画講座「Udemy

Udemy

Udemyの特徴

Udemyは、学びたい人と教えたい人をつなぐ双方向的なプラットフォームで、全世界に4,400万人の受講生を持っている世界的に人気なプログラミング学習サイトです。料金は、1コースごとに購入するシステムで、一部無料のものもあります。

Udemyのメリット

Udemyの特徴は、なんといってもその講座の幅の広さで、75の言語を18,300のコースで学ぶことができます。日本で使用されるメジャーな言語の学習は、ほぼUdemyだけで補えるといっていいでしょう。コースの難易度は、初心者向けの基礎的なものから、あらかじめある程度の知識が必要とされる中級者〜上級者向けのものがあり、自分のレベルに合った学習を進めることができます。

趣味で学びたい人はもちろん、異業種への転職を考える人も利用しています。初心者のうちから登録した場合も、広く深く学べることから、長くUdemyにお世話になるのではないでしょうか。

Udemyのデメリット

Udemyの難点は、コースあたりの値段が高いことにあります。ですが月に一度値段が下がるタイミングがあるので、その時までに購入するコースを見定めておくと良いでしょう。

また、コースの質にばらつきがあることにも気をつけましょう。Udemyは双方向プラットフォームのため、誰でも講師になることができます。撮影・コースの制作とすることは多く審査を通過する必要もあるため、ある程度ふるいにはかけられていますが、全員がプロというわけではありません。また、コースの内容が更新されていなければ古い情報が載り続けてしまいます。

購入前に口コミや最終更新日を確認し、学びたいことを適切に学べるか見極めることが大切です。

スライド形式でセットアップ不要「Progate

Progate

Progateの特徴

Progateは、スライド形式でサクサク学習を進められる初心者向けのプログラミング学習サイトです。ブラウザ上でコーディングができるので、開発環境などの構築をしなくても気軽にプログラミング言語の学習ができるのがProgateの魅力です。

Progateのメリット

料金は途中まで無料ですが、後半は有料コンテンツになります。有料になったとしても月額1,078円というリーズナブルな値段で利用することができます。

学べる言語は、Web開発コース(Node.js)でHTML&CSS、JavaScript、Node.js、SQLの4種類で、Web開発コース(Ruby on Rails)でHTML&CSS、Ruby、Ruby on Rails5の3種類になっており、言語別コースでは16種類の言語をカバーしています。どれもIT業界でもよく使われる主要な言語のため、実用性が高いです。

また、コードエディタにはエラー分のほかにヒントが表示されるため、初心者でも学びやすい設計になっています。

Progateのデメリット

Progateはカリキュラムに沿って進める必要があるため、自由度が低いのが難点です。指定のコード以外を記述するとエラーが返ってくることがあります。初心者にとってはありがたい機能ですが、プログラミングに慣れてきてリファクタリングをしたい時などには不便です。

また、環境構築を経験できないというデメリットもあります。Progateはブラウザ上でそのまま開発できるため環境構築の手間を省けるのですが、逆にいうと実際にアプリやサイトを開発するときの環境とは違ってしまいます。そのため、初心者のうちはProgateを使ってみて、慣れてきたら自身のデバイスに環境を構築してコードを書いてみることをオススメします。

Progateに関してはぜひ以下の記事も参考にご覧ください。

「Progateは意味ない」という意見には要注意。やる価値はある!メリットと使い方を解説
関連記事「Progateは意味ない」という意見には要注意。やる価値はある!メリットと使い方を解説

リーズナブルな価格でサクッと学習「ドットインストール

ドットインストール

ドットインストールの特徴

ドットインストールは、Progateと並んで国内でプログラミングをやっている人なら知らない人はいないといっても過言ではないほど知名度の高いプログラミング学習サイトです。講義は動画形式で進められ、546のレッスン(2024年10月現在)を自分のペースで進めることができます。

ドットインストールのメリット

ドットインストールは無料で74レッスンを学ぶことができます。有料会員になってからは、レッスン後半の残りの動画を含む全レッスンを見られるだけでなく、文字起こしの閲覧や、ソースコードの閲覧・比較、講師への質問などをすることができるようになります。

3分の動画構成のため、通勤通学などの隙間時間でも学ぶことができます。スマートフォンからも視聴可能なのが嬉しいポイントです。

基礎的な言語のほか比較的新しい言語も学べるため、モダンな技術を学びたい方にオススメです。

ドットインストールのデメリット

3分の動画という関係上、説明が省略されてしまう可能性があることに気をつけましょう。実際に手を動かして自身で理解を深めていくにはいいかもしれませんが、隙間時間にコードを書けない環境で視聴していた場合には理解が疎かになる可能性があります。

また、自身のデバイスに環境を構築する必要があるため、初心者は苦労するかもしれません。環境構築を説明した動画も用意されていますが、最新の環境構築方法が更新されているわけではないため、自身で調べて構築するしかありません。

環境構築が自分で出来てほどよい説明量でも理解できる、初心者〜中級者向けのサイトといえます。

ユニークな講座でゲーム性ばっちり「paizaラーニング

paizaラーニング

paizaラーニングの特徴

paizaラーニングは、動画形式でプログラミングを学べる学習サイトです。動画1本の長さも3分程度と短いためストレス無く学習を進めていくことができます。

paizaラーニングのメリット

paizaではサブスクリプション型の支払い制度が可能で、1か月プラン、6か月プラン、12か月プランがあり、最低月額980円(2024年10月現在)から始めることが可能です。講座は完全無料、一部無料、有料プランの3種類あるため、無料でも学べる範囲は広いです。

paizaラーニングとは別で「プログラミングエンタメ」というコンテンツがあることからも分かる通り、paizaは楽しみながら学習することを支援しています。そのため、paizaラーニングの講座コンセプトは他のサイトよりも遊び心があり、例をあげると「推しと学べるプログラミング」、「コードガールコレクション」などです。堅苦しくなくゲーム感覚でプログラミングを学びたい人にはオススメのサイトと言えるでしょう。

paizaラーニングのデメリット

paizaラーニングは各動画を3分に収めているため、3分間で理解しなければいけないのが難点です。初心者向けの内容ならば難易度の高い問題はあまり出ないでしょうが、無料プランでは質問ができないため、書いたコードに対するエラーから推測するしかありません。

また、逆に「演習問題が簡単すぎる」という声も挙がっています。理解できていなくてもコピペで正解になってしまう場合があるため、自制心との戦いになります。独学のデメリットと強く向き合う必要があるため、決意を固めて挑みましょう。

無料なのに結構ハイクオリティな動画が多い「YouTube

YouTube

YouTubeの特徴

意外かもしれませんが、YouTubeは初心者がプログラミングを学ぶ際におすすめのプラットフォームの1つに挙げられます。息抜きに開いていたYouTubeからプログラミング系の動画を見られるため、シームレスに勉強に移れるのは嬉しい点です。

英語に自信がある方は、海外のYouTuberさんの動画なども参考にして見入ると、比較的新しいプログラミングのコンテンツをたくさん見ることができるので、一気に視野が広がるでしょう。

YouTubeのメリット

YouTubeの魅力は、無料でプログラミングの動画が見放題であるという点が挙げられます。YouTubeに上がっている動画の中には、有料級といっていいほどクオリティが高いものもあります。また、高評価の数などから動画のクオリティを判断できたり、コメント欄のユーザーの議論が参考になったりします。コメント欄にはあなたも書き込むことができますし、投稿者によっては返信も期待できます。

他のサイトでは動画作成者や教師の名前が伏せられていることがあります。そのため、ある動画の説明が自分に合っていても、他の動画では分かりづらいことがあります。ですがYouTubeは投稿者のチャンネルに直接飛ぶことができるため、自分に合った説明を受けられます。

YouTubeのデメリット

YouTubeは利用者が多いが故に、他サイトやスクールへの誘導に使われることがあります。「続きを見たい方はLINE登録」など、YouTube上では完結しないことがあるため注意が必要です。特に他サイトと違い誰でもどんな動画でも投稿ができるため、悪質な誘導やリンクに引っかかる可能性があることを忘れないでください。

また、信ぴょう性のない情報や誤った情報が紹介されている場合があります。プロでなくても投稿ができ、投稿時に検閲などもないため、他のサイトよりも質の差が激しいです。間違った情報であっても、もっともらしい話し方や編集がなされていたら、つい鵜呑みにしてしまいかねません。本当にその発信内容が正しいかどうか調べてみるなど、他のサイトよりも気をつけて視聴しましょう。

VBA、GASなど自動化ツールを学ぶのにおすすめ「いつも隣にITのお仕事

いつも隣にITのお仕事

いつも隣にITのお仕事の特徴

いつも隣にITのお仕事は、Plannautsによって運営されている完全無料のプログラミング練習サイトで、記事形式でプログラミングを学ぶことができます。

近年、業務の無駄を削減できるIT人材の需要が高まっており、ExcelやWord業務を効率化するVBAや、Google スプレッドシートや Google ドキュメント業務を効率化するGASなどのツールが注目されるようになっています。そうした自動化ツールの勉強をするためにおすすめなのがいつも隣にITのお仕事です。

いつも隣にITのお仕事のメリット

網羅性が非常に高く、マニュアル的なところから専門的な知識まで初心者にもわかりやすく説明しています。簡単には読みきれないほど十分すぎる知識が詰め込まれているため、業務の自動化・効率化について勉強したい方にとってはバイブルになるでしょう。

関連記事のリンクも豊富に用意されているため、気になる情報は必ずどこかで見つけられるはずです。

また、各記事のはじめに著者名と著者のX(旧twitter)のリンクが記載されています。どんな人が書いた記事なのか、著者のひととなりや肩書などを把握した上で読めるため、記事の信頼度が上がります。

いつも隣にITのお仕事のデメリット

あくまでも自動化ツールをメインに扱っているため、いわゆる「プログラミング」とは異なる点には注意が必要です。メジャーな言語ではPythonのみであり、Pythonも業務効率化に特化した内容が書かれています。そのため、ゲームやサイトを作りたいと思っている方には他のサイトをオススメします。

そして業務効率化がメインコンテンツである以上、「プログラミング自体に詳しくない」という方にはやや難解かもしれません。ある程度プログラミング自体の知識と理解を深めた上で業務効率化に興味を持った、という方に向いたサイトです。

現役エンジニアによるレベル別Python学習サイト「Python学習講座

Python学習講座

Python学習講座の特徴

Python学習講座は、その名の通りPythonの学習に特化した完全無料のPython学習サイトです。サイトの運営者が現役のPythonエンジニアということもあり、実務でも有用性の高い情報がたくさん掲載されています。

Python学習講座のメリット

説明が非常にわかりやすく、全くのプログラミング初心者から段階を踏んでPythonの応用知識やTipsを身につけることができるようになるのが本サイトの魅力です。プログラミング自体に詳しくない初学者向けにも説明が用意されており、そして応用知識も日々更新され続けています。Webで使える画像処理はもちろん統計分析など数学的なコンテンツも用意されているため、Pythonに詳しい方でも学べることは多いはずです。

タグによる分類やサイト内検索、人気記事一覧や新着記事一覧など、個人サイトとは思えないほど読者に優しい機能が実装されているため、ストレスフリーに学習できるのも魅力的です。

Pythonを学習したいと考えている方はぜひこのサイトでPythonについての横断的な知識を身につけてみてはいかがでしょうか。

Python学習講座のデメリット

運営しているのは1人のエンジニアであるため、著者の説明が合わない場合はこのサイトでの学習は難しいでしょう。お問い合わせフォームがあるため度分かりづらい点などはある程度の改善が見込めますが、あくまでも誤り等を指摘するためのフォームであり質問フォームではありません。

また「日々情報が更新される」ことは、逆に言えば「まだ説明されていない項目がある」ということでもあります。Pythonでやりたいことがあっても全てがこのサイトに載っているとは限りません。特に著者が業務で使わない機能などは載っていない可能性がありますので、他サイトと併用する必要性が出てくるでしょう。

生放送で双方向的な学び「Schoo

Schoo

Schooの特徴

Schooは、大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティというコンセプトのもとに運営されている学習サイトです。授業カテゴリには、ビジネス基礎力、デジタルリテラシー、テック時代の人間力、リベラルアーツがありプログラミングに付随して必要になる仕事術やコミュニケーション、デザインなども学ぶことができます。

Schooのメリット

料金は、基本無料で全ての生放送を視聴可能です。月額税込980円を支払うと授業のアーカイブを見られるようになり、倍速再生や授業動画のダウンロードができるようになります。過去の授業で気になるものがあれば、月額料金を支払うだけで目的の録画はもちろん全ての録画が見放題になるためかなりお得です。

また、Schooには生放送中に講師にチャットを送る機能があり、わからないことがあればすぐに質問できる環境があるのも他の学習サイトにはない特徴です。人の質問を聞いているだけでもこういう視点もあるのかという学びになります。こうした受講生と講師の間で双方向的な学びができるのもSchooならではの魅力と言えるでしょう。

Schooのデメリット

先生に対して質問ができるのは生放送中のみです。そのため過去動画で気になった点があっても質問できないこと、生放送中に読んでもらえなければ解決しないことがあることには注意しましょう。

そして幅広いカテゴリが用意されている一方、プログラミングに特化したレッスンはあまり充実していないのが現状です。社会で役立つDXの知識などは豊富ですがプログラミング自体を学ぶ講座はあまりなく、あってもPythonがほとんどです。

生活にプログラミングを活かしたい方には向いていますが、プログラミング自体に興味があり学びたい方にはあまり向いていないでしょう。

豊富なコースがある世界的人気サイト「Codecademy

Codecademy

Codeacademyの特徴

Codecademyは、世界190カ国以上で利用されているプログラミング学習サイトで、学習形式はスライド形式・動画形式になっています。ホーム画面にはワークスペースがあり、開発環境を整えずにコーディングをして動くかどうか試してみることもできます。

Codeacademyのメリット

基礎的なレッスンは無料で受けることができますが、月額19.99ドル(3000円弱)を支払うことで会員限定コンテンツをみることができたり、ロードマップの設計や本格的なプロジェクトの作成、コミュニティによるサポートが得られるようになります。

カバーしている言語もメジャーどころの12言語がおさえられていて世界的な学習サイトであってかコースの中で作成するポートフォリオもユニークで面白いものがありました。

そして実践的な学習が重視されており、各講座は動画解説、スライド解説、コードエディタ、クイズなどが組み合わされています。入力したコードは即座に画面に反映されるため、体で覚えていくことができます。

Codeacademyのデメリット

月額はドルで支払うことになるため、支払い金額が為替によって変動します。日本対応のサイトとは異なり毎月の支払い金額が一定ではなくなるため、プログラミング学習以外にも注意しなければいけないのはやや大変かもしれません。

Codecademyは残念ながら日本語には対応していないようなので、英語が苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。ですが、プログラミングをやっていく以上将来的には英語力もある程度必要になってくるので、このサイトで世界的に評価の高い教育を受けつつ英語の素養を伸ばしていくのも1つの手かもしれませんね。

パズルを解きながら楽しくSwiftを勉強「Swift Playgrounds

Swift Playgrounds

Swift Playgroundsの特徴

Swift Playgroundsは、Swiftのコーディングの知識が何もない状況からでも楽しく視覚的に学ぶことができる学習環境です。Swiftというプログラミング言語はiOSアプリなどを作る際に使用する言語であり、Swiftで作られたゲームでSwiftを学べる作りになっています。

Swift Playgroundsのメリット

Swift PlaygroundsはMacとiPadを使って遊ぶことができ、コードを書くことで3Dのキャラクターが動き、ステージをクリアしていくというゲーム型の学習形式が採用されています。課金コンテンツもなく、無料で遊びながら学べるのが魅力です。

Swift PlaygroundはApple社が開発したアプリであるため、情報の信頼度もわかりやすさもピカイチです。そもそもSwiftはApple社がiOSアプリ開発用に生み出した言語であるため、他のどのサイトよりもSwiftについて詳しいと言えます。

なお、一通り遊んだ後は本物のアプリケーションを作る際に必要な知識や技術を学ぶことができるようになっているので基礎から実戦への移行もしやすくなっているのも本サイトの魅力の一つと言えるでしょう。

Swift Playgroundsのデメリット

Swift PlaygroundsはMacとiPadでしか利用できないため、Windowsをお使いの方やMac/iPadをお持ちでない方は使うことができません。利用するにはデバイスから用意しなければならず、手痛い出費となるでしょう。

また、実際にSwiftで開発をする際はXCodeという開発環境のもと開発するため、環境構築やXCodeの使い方については別途理解が必要です。Swift Playgroundsで理解できるのはSwiftという言語についてやコードの書き方などであり、周辺環境については学べないので注意しましょう。

世界最先端のオンライン学習講座「Udacity

Udacity

Udacityの特徴

Udacityは、AIや自動運転、デジタルマーケティングなどのIT領域の専門的な学びをインターネットで集中的に学ぶことができる教育サービスです。大学で学ぶような深い学びをオンラインで誰でも学ぶことができるサービスをMOOC(Massive Open Online Courses)と呼び、UdaciyはMOOCサービスの老舗の一つに数えられます。

Udacityのメリット

誰でも無料で受講可能ですが、Nano degree(ナノディグリー)という学位を取得できるコースを受講するには料金を支払う必要があります。専門的なものになると比較的高額で4か月で14万程度かかるものもあります。決して安くはありませんが、多くのコースで無料トライアルが用意されているため自分に合うかを知ることができます。資料や動画を見て勉強し、課題に挑んでチェックしてもらうという、まさに大学的な学びができます。

ナノディグリーを持っているだけでその分野の専門知識を身につけていることが証明できるので就職・転職に有利になるでしょう。

Udacityのデメリット

Udacityはほとんどのコースが日本語に対応しておらず、オンラインの大学として専門的かつ集中的に学ぶので学習難易度が高いという点も考慮しておく必要があります。学習費用・難易度共に高めの学習サイトですが、その分リターンの大きいサイトなので挑戦してみる価値はあるサイトです。

UdacityのCEOは2020年に「自然言語処理、機械学習を利用した自動翻訳も検討しており、より多くの言語で配信していきたいと考えています。」と話しているため、受講したいコースが日本語に対応することを期待しましょう。

最近話題の競技プログラミング「AtCoder

AtCoder

AtCoderの特徴

AtCoderは、日本発の競技プログラミングサイトで、定期的にオンラインプログラミングコンテストを実施しています。競技プログラミングとは、その名の通り与えられた課題をいかに正確にかつスピーディーにプログラムによって解決できるかを競う競技です。AtCoderでは定期的にプログラミングコンテストが実施されており、世界各国の参加者がその腕を競い合っています。

AtCoderのメリット

コンテストには誰でも無料で参加可能ですが、AtCoderの運営するアルゴリズム実技検定を受験する場合は、一般での受験の場合税込8,800円を支払う必要があります。

問題はアルゴリズムに関するものが出題されます。回答終了後は他の回答者のコードを閲覧できるため、他のサイトよりもたくさんの解法を見られるので参考になります。使用する言語は自由なため、ある動きをさせる際の各言語の記法を知ることができるのも魅力です。

AtCoderのコンテストに参加すると、成績に応じてレートがあてられ、自分の実力を確認することができます。レートによっては有名企業に応募することができるなど就職活動が有利になるというメリットもあります。

AtCoderのデメリット

AtCoderの練習がアプリ開発などの実務に必ずしも役に立つとは限りません。基本的にアルゴリズムに関する問題ばかりなので、プログラミング自体の基礎的な学習となります。AtCoderだけで学習していてもサイトやアプリを開発するための応用的な知識は付きづらく、他サイトを併用する必要があります。

また、AtCoderはコンテストというあくまでも腕試し的な場のため、使用する言語は別途学ばなければなりません。AtCoderが提供するC++入門サイトもありますが、その他の言語はまだ準備中のようです。

ある程度プログラミングに触れたことがあり、まだ特に作りたいものがないという人や競争するのが好きという人は、このサイトでアルゴリズムの理解を深めてみてはいかがでしょうか。

短時間でRubyの基礎を学べる「20分ではじめるRuby

20分ではじめるRubyの特徴

20分ではじめるRubyRubyコミュニティのメンバーによって作られました。Rubyを始めるための第一歩をサポートしてくれる、わずか4ページで構成されたシンプルなサイトです。

20分ではじめるRubyのメリット

4ページのチュートリアルに従ってRubyを触ってみることで基礎を押さえられる、実践型のサイトです。すべて無料で閲覧できるためRubyに興味がある方はまずこのサイトで始めてみることをオススメします。

本サイトにはRubyのインストール手順を説明したページがあり、初心者がつまずきがちな点にサポートが回っているのはありがたいポイントです。加えて、インストールできずともサイト上でコーディングできるエディタが用意されているため至れり尽くせりです。

またRubyに関する最近のニュースを確認できたり、コミュニティへのリンクが貼られていたり、ライブラリやドキュメントについての記述があったりと、Rubyを本格的に使うようになるとより有用になる情報がたくさんまとめられています。チュートリアルを学び終えた後もお役御免にはならないのはメリットの1つでしょう。

20分ではじめるRubyのデメリット

20分ではじめるRubyでは必要最低限の学習しかできないことは念頭に置いておきましょう。あくまでも短時間でチュートリアルを学べるサイトであるため、そこからステップアップした内容を学ぶには他サイトに飛ぶ必要があります。

また、各機能やメソッドについて細かい説明があるわけではないため、「この機能が知りたい」という時には不便です。辞書的な機能は期待できません。

「Rubyに興味があるけれど何から始めたらいいかわからない」という方が初めに触れるサイトという立ち位置と考えるのが適切です。

業務に役立つことも学べる穴場的存在「新人エンジニア研修資料」

新人研修資料の特徴

企業によってはエンジニアの新人向けに行った研修の資料を公開していることがあります。今後働く上で必要になるプログラミングの知識や考え方、心構えなどを解説しており、企業ごとに特色があります。例えば以下の企業が公開しています。ほかにも様々な企業が資料を公開しているため、検索して探してみましょう。

新人研修資料のメリット

新人研修資料はその会社に入社した新人に向けて作成されているため、その会社で必要になることに特化して基礎からわかりやすく説明されています。特に文系理系を問わずにエンジニア採用をしている会社であれば、プログラミングについての説明は初心者でも理解しやすいように構成されています。

また、基本的にはスライド形式のものが多いです。新人を育てるための研修であるためボリュームもあります。そして新入社員の反応をもとに、Webで公開する際に補足説明が足されてより分かりやすくなっていることもあります。

新人研修資料のデメリット

プログラミングの説明は研修資料の一部であるため、学びたい言語で検索しても引っかからないことが多いです。一方で会社名で検索しても、学びたい言語を資料中で説明しているとは限りません。学びたい言語がある場合は、学ぶ前の検索段階で苦労してしまいます。

また、公開されている資料だけでは理解しづらい場合があります。口頭での説明を前提に作られている場合や、そもそも資料を部分的にしか公開していない場合など、理由はさまざまです。その結果ほかのサイトと併用して学習を進めることになるためやや手間がかかります。

プログラミング練習サイトのメリットとデメリット

それぞれのサイトのメリットやデメリットは理解できたでしょうか?それでは、プログラミング練習サイト全体としてのメリット・デメリットを見ていきましょう。

プログラミング練習サイトのメリット

プログラミング練習サイトは無料のものが多く、初期費用を抑えることができます。試してみるハードルが下がるため、学ぶ言語が自分に合っているかどうかを確認しやすいです。初心者がプログラミング学習を始める上でとても良い選択肢といえます。

また、自分のやりたい時にやりたい分だけ学習を進めることができるので、自分のペースで学習を進めたいという人には向いています。強制されずに進められるため、プログラミングを楽しめる人ならば長く続けられるでしょう。

プログラミング練習サイトのデメリット

「自分のやりたい時にやりたい分だけ学習を進めることができる」というメリットは、裏を返せば自分で学習ペースの管理ができないという人は、ついつい怠けてしまい知識の定着がなかなか進まないというデメリットがあります。

加えて、プログラミングサイトは質疑応答などのサポートが薄い傾向にあるため、困った時に質問できる人がいません。そのため、エラーの解決などにおいて少なからず自走力が求められます。初心者でプログラムがどう動いているのか把握できていない中では、何をどう検索すればいいのかも把握できません。その結果エラー対応ができず、勉強を放棄してしまうこともあるでしょう。

さらに、一人で学習をするのは孤独との戦いであり、一緒に学ぶ仲間が見つけにくいプログラミング練習サイトでの学習はモチベーションが保ちにくく挫折しやすいというデメリットもあります。

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確実に身につけたい人はプログラミングスクールに通う選択肢も

ギークサロン

上記に挙げたデメリットを避けたいという方にはプログラミングスクールに通うという選択肢もあります。

プログラミングスクールでは、進捗管理についてアドバイスしてくれるメンターもおり、プログラミングを学びたいという同じ志を持った仲間を作りやすいのですぐに質問や情報交換ができ、モチベーションが下がりにくいです。

プログラミングスクールもサイトと同様にさまざまに存在するため、自分に合ったところを見つけましょう。特にサイトと使い勝手が近い、オンラインで学習可能なスクールがオススメです。

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なかでも学生限定のプログラミングコミュニティ「GeekSalon」では、世代の近い受講生と切磋琢磨してプログラミングの技術を磨いていける環境が整っています。

メンターも受講生もみんな学生ということがあって心理的安全性が高く、一般的なプログラミングスクールに参加するのはハードルが高いという学生の方には大変おすすめです。

また、料金も非常にリーズナブルで、他のプログラミングスクールなら数十万円かかる費用を10万円程度に抑えることができます

GeekSalonでは、アプリの企画から開発、リリースまで一貫して行うことができるので、確かな実力と自信を身につけることができます。

ITエンジニア志望の学生の方はもちろんのこと、学生のうちにプログラミングに触れておきたい、何かに打ち込んだ経験が欲しい、就職に有利なガクチカを作りたいという方にも大変おすすめなので、興味がありましたらぜひ説明会に申し込んでみてください。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

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