大学生の就職活動はいつから始めたらいい?就活のやり方を1から解説!

大学生の就職活動はいつから始めたら良いかを解説

「就活はいつまでに始めるのが正解?」

「みんながいつ動き出してるのか分からなくて不安」

「そもそも就活って何をするの?」

そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。

受験とはちがって就職活動はだれでも未経験のため、不安になるのは当たり前です。

この記事で大学生の就職活動のスケジュールや、就活ですべきことを一緒に見ていきましょう。

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大学生の就職活動の全体像

平均的な就活活動のスケジュール

経団連の定めた就職・採用活動の日程(2024年時点)によると、採用選考活動の開始は卒業・修了年度の6月1日以降です。

なお経団連とは、日本の代表的な企業1,512社、製造業やサービス業等の主要な業種別全国団体107団体、地方別経済団体47団体などから構成される団体(2023年4月1日時点)のことを指します。

この日付をもとに、一般的な就職活動のスケジュールを見ていきましょう。

大学3年生4月-6月 自己分析をする

あらかじめ自己分析をしておくことで、あなたにあった企業を選べるようになります。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、必ずおこなうようにしましょう。

大学3年生7月-9月 業界研究・企業研究をする

興味を持てる業界や企業を探してみましょう。
選考開始までに何度も調べて記憶することで、面接ですらすら話せるようになるかもしれません。

大学3年生10月-12月 インターンシップに参加する

その企業の仕事を学生が体験できる場として、企業によってはインターンシップを設けています。
身体を使ってその企業のことを知れる貴重な機会です。
積極的に参加しましょう。

大学3年生12月-2月 ESを準備する

選考に向けてエントリーシートを準備します。
企業に合ったアピールポイントを深掘りしつつ、読みやすい文章をつくりましょう。
大学のキャリアセンターを活用することも効果的です。

外資系企業の就活スケジュール

外資系の企業とは、外国から一定以上の出資をうけている企業のことです。
外資系企業は選考開始時期が早い傾向にあるため、早めの対策がカギを握ります。

大学3年生4月-6月 企業分析を終わらせる

外資系企業は選考開始が早いため、早い段階で自己分析・業界分析・企業分析を終わらせておきましょう。
「調べた時には志望企業の選考が終わっていた」なんて事態にならないためにも、迅速な動きだしが大切です。

大学3年生7月-9月 インターンシップに参加する

インターンシップで実力を発揮することで、選考を有利に進められます。
エントリーシートを入念に準備し、インターンへの参加権を勝ち取りましょう。
サマーインターン終了後にウィンターインターンを開催する企業もあるため、逐一チェックすることをオススメします。

大学3年生10月-12月 早期選考にエントリーする

企業によっては年内に選考を開始します。
早期選考に落ちても本選考にエントリーできる場合があるため、可能ならばエントリーすることをおすすめします。

大学3年生12月-2月 本選考にエントリーする

ESや面接対策をしっかりとおこない、本選考に挑みましょう。
慣れておくためにも、第1志望の選考より前に他企業の選考をうけておくといいかもしれません。

メガベンチャー企業の就活スケジュール

外資系同様、メガベンチャー企業も選考開始時期が早い傾向にあります。
企業によっては、サマーインターンで内定を得られることもあるようです。

大学3年生4月-6月 企業分析を終わらせる

そもそもメガベンチャー企業とは、もともとベンチャーだった企業が成長して規模が大きくなった場合の呼び名です。
業種や職種に応じた呼び名ではないため、会社の規模感だけでなく自身の軸や得意に合った企業を研究しておきましょう。

大学3年生7月-9月 インターンシップに参加する

インターンで優秀な成績をおさめた場合、選考で優遇される可能性があります。
ふるって参加しましょう。

大学3年生10月-12月 ES・面接対策をする

ベンチャー企業は「なぜ自社でなければならないか」を重視する傾向があります。
同業界の他企業とのちがいや優位性を自分なりにまとめておくことをオススメします。

大学3年生12月-2月 選考にエントリーする

いざ選考開始です。
多くの学生を採用したい企業であれば長期にわたりエントリーを受けつけていることがありますが、志望する企業がごくわずかな人数しか採用しない方針である場合は、エントリー期間を逃さないように気をつけましょう。

金融業界の就活スケジュール

金融業界のうち志望する企業が外資系の場合、以下のスケジュールよりも早期化していると考えたほうが良いでしょう。
日系の場合は平均的な就活スケジュール、外資系の場合は外資系企業の就活スケジュールも参照ください。

大学3年生4月-6月 自己分析をする

金融系は「信用」が大切な業界です。
自身が信用に足る人物であることをアピールできるよう、自己分析やガクチカに力を入れましょう。

大学3年生7月-9月 企業研究をする

金融業界の中でも、事業内容は企業によって大きく異なります。
給料や福利厚生も大切ですが、自分にあった仕事ができるかどうかも気をつけるようにしましょう。

大学3年生10月-12月 インターンシップに参加する

お金をあつかうことがメインの業界なこともあり、業務を直接任せる長期インターンではなく、その日のためだけに用意したプログラムを体験する短期インターンを開催する企業が多いようです。
多くの企業の短期インターンに参加すれば、短期間で豊富に情報を集められるためお得です。

大学3年生12月-2月 ES・面接対策をする

外資系やベンチャー企業に比べると選考が遅いのが金融系です。
ぶっつけ本番で挑むのではなく、外資系やベンチャー系などの早期選考で面接に慣れておくと良いかもしれません。

外資系とベンチャー企業は就職活動の時期が早い理由は?

理由1. 経団連に所属していない

経団連には多くの大企業が会員として所属していますが、所属義務があるわけではありません。
外資系企業やベンチャー企業には、加入条件を満たせず経団連に加入できなかったり、加入メリットを感じず入会を避けたりなど、なにかしらの理由で非会員である企業が多いです。
この結果、経団連に所属しない外資系企業やベンチャー企業は、経団連の定めた就活スケジュールに影響を受けずに、早い時期から就職活動を開始しています。

理由2. 優秀な人材を囲い込む

他の企業より前に選考をおこなうことで、求める人材を他社に取らせないようにしています。
経団連の就活スケジュールよりも前倒しにすることで就活生の目にふれる機会を増やし、自社をアピールしているのです。

また、外資系企業やベンチャー企業間でも競争は起こっています。
お互いの企業に優秀な学生を取られないようにと、採用活動の開始時期はどんどん早期化しているようです。
少しでも気になる企業があるならば、ホームページなどから採用開始時期だけでもおさえておくとスケジュールを組みやすいでしょう。

就職活動の準備は具体的に何をすればいいのか?

就活で大切になのは、自分自身や企業を分析をすることです。
分析に役立つ活動の中でも特に効果的な8つをピックアップしました。

順番に詳しく見ていきましょう。

自己分析

自己分析とは、自分自身の経験や考え方を振り返って整理することです。

ある出来事に対し「どのように行動しどう感じたのか」を深掘りしていくことで、今まで意識していなかった自身の価値観に目を向けられます。

価値観を分析することで就活の軸を作りやすくなることはもちろん、強みや弱みなどのエントリーシートで求められる内容も書きやすくなります。

「この行動をとった原動力はなにか」「どういった思いが理由となってこの会社を選んだのか」などの因果関係を考える力が身につくため、論理的思考力を養うのにも役立つでしょう。

自己分析とは、いわば就活における土台づくりです。

業界研究

業界研究とは、業界の種類・特徴・将来性などを調べることを指します。

自己分析に基づいて、あなたに合った業界や興味を持てる業界をしらべましょう。

業界研究に力を入れることで入社後のミスマッチを防げるだけでなく、面接などで「いかにこの業界が自分に合っているか」の説明に説得力が出せます。

「なんとなく知っている」という曖昧な状態を、「この業界はこんな業界である」としっかり説明できる状態まで深めていくことが大切です。

選んだ業界が企業や職種選びの基礎となるため、業界をイメージだけで捉えていると後々の軌道修正に苦労します。

企業研究

企業研究とは、各企業をさまざまな角度から分析し深掘りしていくことです。
ホームページの閲覧や説明会・インターンへの参加などで理解を深めましょう。
面接官に「自社に深く興味を持ってくれている学生である」と思ってもらえたら、志望度の高さもアピールできます。

面接で頻出の「あなたから見た弊社の強み」に答えるためにも、他企業と比較しながら研究を進めることが大切です。
もし企業研究中に気になる点や疑問点があったなら、メモに残しておきましょう。
面接の逆質問で役立つはずです。

職種研究

自分自身に合う職種とは何か、興味を持てる領域は何かを分析します。

1つの企業の中でも、例えば以下のように多様な職種があります。

興味の湧いた業界や企業の中であなたにあった職種を探していくも良し、職種を定めてから業界や企業を定めるも良しです。

ただし、技術・研究や専門の職種は応募条件になにかしらの経験や資格が必要な場合があるため、目指す職種にあわせて必要な準備をととのえましょう。

どの職種かを決めたら、「その職種でどのようなキャリアを築くか」も考えておくことをオススメします。
何年後にどの役職に就こうとしているのか、スペシャリストを目指すのかゼネラリストを目指すのか、どのような働き方をしたいのか。
何年も先のビジョンを具体的に定めておくことで、「御社で長期的に活躍したいと考えている」というアピールにもなります。

特に女性の場合は結婚・出産などのライフイベント後も働く意志があることを伝えておくと、「ライフイベントの変化で退職してしまうのでは」という企業側の不安を取り除くことができます。

ES・面接対策

ES(エントリーシート)は自身の経歴や資格だけを書く履歴書とは異なり、志望動機や自己PRなど、内面的な内容も含めて企業にアピールするための書類です。
面接は話す内容だけでなく姿勢やマナー、話し方なども見られるため、細部まで気をつける必要があります。

よくある選考の流れとしては、まずESのみで企業とマッチするかを判別し、そこで問題なければ面接に進みます。
ESと面接の内容はどちらも確認されるため、大きな矛盾が生じないように気をつけましょう。
特に志望動機や過去の経験からの学びなどが大きく異なっていると、一貫性がないと思われかねません。
友達と練習したり大学のキャリアセンターを利用したり、面接本番までに対策しておくことをオススメします。

スーツやバッグなどを購入

リクルートスーツ」という呼び名があるように、就職活動中はスーツの中でもシンプルな見た目のものが好印象だとされています。
身だしなみでマイナスな印象を持たれないためにも、適切な服装で挑みましょう。

特にズボンやスカートの丈で意図しない印象を与えないよう、ジャストサイズのものを探すことをオススメします。

男性はネクタイをつける必要があるため、制服が学ランだった学生などはあらかじめ結び方を覚えておき、当日のバタバタを防ぎましょう。
女性はパンプスを履くことが多くなるため、サイズの合ったものを選ぶことはもちろん、ある程度歩き慣れておくことも大切です。

リクルートスーツのブランドとしては、以下の4社が挙げられます。

洋服の青山」「AOKI」はスーツの販売店として有名なブランドです。
店員の方と相談しながら決められるなど、失敗する恐れがありません。

UNIQLO」は普段着でお馴染みのブランドですが、販売されているスーツはシンプルなものが多いです。
そのため、派手でなく清潔感が大切なリクルートスーツにも使えるでしょう。

カリクル」は無料でスーツをレンタルしているサービスで、就活生なら誰でも利用できます。
スーツにお金をかけずに済むため、レンタルに抵抗がない方にはとてもオススメです。

インターンシップに参加

インターンシップはその企業の雰囲気を知れるだけでなく、選考も優位にすすめられる場合があります。
インターンで優秀な成績をおさめた学生は本選考に優遇されたり、そもそも選考に直結するインターンがあったりします。

1日から参加できるものから、有給でおこなう1年以上の長期のものまであるため、上手く活用していきましょう。

選考に通過しないと参加できないインターンも存在するため、事前の準備は大切です。
参加した暁には、実際の職場環境をみたり社員の生の声をきいたりして、実りある時間を過ごしましょう。

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OB・OG訪問

OB(Old Boy)とは男性の卒業生を、OG(Old Girl)とは女性の卒業生を指します。
つまりOB・OG訪問とは、あなたの所属大学を卒業した先輩に話を聞くことです。

中でもあなたの志望する業界・企業に勤める先輩を訪問すれば、内部の人しか知らない情報や、説明会などでは聞きづらい福利厚生の話などを聞くことができます。
ただし、訪問時の質問や評価が選考に関係する場合もあるため、注意は必要です。

逆にいえばOB・OG訪問で良い評価を得れば選考に有利になるともいえるでしょう。

加えて、基本的には30分〜1時間ほど1対1で話を聞けることから、ES・面接などの話の材料をかなり増やすことができます。

他にも、自分で先輩にアポを取ることになるため、社会人としてのメールの作法なども同時に学べるという利点があります。

就職活動を成功させる大事なポイント

気にしだしたらキリがないほど、就職活動でやるべきことは山ほどあります。
全てを完璧におこなおうとしても、時間がなければ全てが中途半端になりかねません。
そこで、特に力を入れておくと就活を有利に進められることを4つご紹介します。

ガクチカ作りを徹底的に行う

ESや面接では「学生時代に力を入れたこと」つまり「ガクチカ」が頻出します。

中学・高校時代の話ではなく大学時代に力を入れたことを話すことで、「ここ数年でも挑戦を怠っていない」つまり「主体的に物事に取り組める人である」とアピールできます。

まずはじめに「何に力を入れたのか」を端的に述べ、そこから話を展開していきましょう。

文章構成の法則の1つである「PREP法」に基づくことで、わかりやすく的確に伝えることができるはずです。
なお、PREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の順に伝える方法のことです。

他人が読みやすいと感じる文章を書けると「自分の作ったものを客観的に見られる人である」というアピールになるため、書き方にも注意を配りましょう。

そしてガクチカを書く上で重要なのは、結果ではなく過程です。
例えば「どのように物事に向き合ったのか」からあなたの人となりを、「どのように工夫し成し遂げたのか」から完遂力を伝えることができます。

しかし「何に挑むか」によって、あなたのモチベーションや伝えやすさが変わってくるのも事実です。

もしユニークなガクチカを挙げられたら、面接官にあなたを印象付けることができるでしょう。

そのため、もしまだ特筆すべきことが浮かばないと悩んでいるならば、何かにチャレンジしておくことをオススメします。

制作物があれば、面接時にそれを見せることで視覚的にも印象に残せるはずです。

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インターンシップに参加する

成績次第で選考に優遇されるインターンシップがあったり、選考に直結するインターンシップが開催されていたりします。
チャンスは逃さないよう、気になる企業の情報は常にキャッチできるようにしましょう。

企業によっては、特にベンチャー企業などは、インターンシップに参加した学生を直接正社員に雇用することがあります。
志望度の高い企業のインターンシップには参加しておいて損はないでしょう。

もし複数の職種に興味があるならば、インターンシップで複数の職種を体験することをオススメします。

選考では1つの職種にしか申し込めないことが多々あるため、インターンシップ時点で「何が自分に向いているのか」を理解することが大切です。
選考が始まるまでに、企業だけでなく自分のことも見極めておきましょう。

エントリーする会社の数を増やす

会社の数を増やす利点を「たくさんエントリーすれば受かる数も増えるから」と考える方もいます。
もちろんそれも利点として挙げられますが、他にもメリットが存在します。
それは「場数を踏めること」です。

1つの企業しか受けない場合、その企業に落ちたときの替えがきかないだけでなく、緊張感に慣れていない中で本番に挑まなければなりません。
緊張で頭が真っ白になり、話すべきことが飛んだり話すスピードが早くなったりしてしまっては悔いが残ります。
場数を踏んでいれば落ちついて本番に臨めるほか、予想外の質問がきたときにもある程度アドリブをきかせて対応ができるでしょう。
応用力をつけるためにも、多くの会社にエントリーすることをオススメします。

就職支援サービスを利用する

就活支援サービスとは、内定獲得までプロがサポートしてくれるサービスのことです。
何をすればいいのか、どんな進め方をすべきなのか、自分には何が向いているのかなど、親身になって助言し伴走してくれます。
ESの添削や面接の練習なども可能なため、しっかり頼ることでたくさんの収穫があるでしょう。

非公開の求人など、あなたに合った企業を探し出して紹介してくれるのも良い点です。
1人だけで就活をしていくのが大変だと感じる方に適したサービスです。

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就活生の中でも、自分のプロダクトを持っている学生の数は限られます。
ユニークなガクチカとして企業にアピールできるでしょう。

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文系の学生やプログラミング未経験の学生も多く所属しており、経験がなくとも安心して参加できます。

特に「文系でプログラミングができる」となれば他の学生との差別化が図れるほか、市場価値も高くなるため就職後も役立ちます。

仲間と一緒にガクチカを磨きたいみなさんの参加をお待ちしています。

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