挫折率80〜90%?プログラミングに挫折しない方法を現役エンジニアが解説
こんにちはGeekSalonライターの米山です。この記事をお読みの方は、プログラミングを始めてみたいけど、プログラミングは「“挫折率が高い”と聞くし、自分にできるかわからない。」そんな不安をお持ちなのではないでしょうか??
そこでこの記事では、以下を紹介します。
- プログラミングの挫折率とその実態
- プログラミングで挫折しないための対策方法
目次
プログラミングの挫折率は80~90%
国内初のiOSエンジニア専門スクール「iOSアカデミア」を運営する init株式会社 (代表取締役 山田 卓 所在地:東京都渋谷区 )は、プログラミング学習経験者300名を対象にしたインターネット調査を実施しました。この調査によりプログラミング学習者のうち約9割が挫折を経験し、挫折時期は3カ月以内が6割であることがわかりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000052865.html
このように、独学でのプログラミングの挫折率は8-9割とされています。
今回、プログラミングでの挫折経験について、エンジニア33名にアンケート調査を行いました。すると、「プログラミング学習時に挫折を感じたことがある」と回答したのは全体の8割以上に当たる、90.9%に及びました。経験豊富なエンジニアであっても、10人中8人~9人は挫折を経験していることになります。
では、なぜプログラミングは独学だと継続できないのでしょうか?理由はたくさんありますが、多くの人が以下のことを述べています。
- エラーを一人で解決できない。
- プログラミングを学んでいる目的がわからなくなる。
- モチベーションの維持が難しい。
プログラミングの何が難しいのかもっと詳しく知りたい人に向けて下記の記事で解説しています。興味のある方はぜひ読んでみてください。
どのようにプログラミングスキルを身につけた?
実際にこちらもエンジニア33名にアンケート調査を行いました。挫折を感じた学習環境の順位としては、以下のようになっています。
- 1位 独学…63.6%
- 2位 学校(授業)…36.4%
- 3位 その他(大人数のプログラミングスクール等)…6%以下
プログラミングに挫折する原因
これらの結果から、プログラミング学習を行う上で多くの人が挫折を経験していることがわかります。
ではなぜ行き詰まり”や挫折を感じてしまうのでしょうか。アンケートの結果から原因を追求していくと、大きく4つの理由があることが分かりました。
以下で詳しく解説していきます。
【 心理的な面 】
モチベーション管理の困難
こちらは独学で学習している方に多く見られるケースです。エラー解決に追われているうちにプログラミングに対しての嫌悪感が増してしまったり、学習すること自体の優先度が下がってしまったりすることがあります。すると次第に勉強に対するモチベーションが下がり、最終的に手を付けなくなってしまうのです。
学習のゴールが分からない or 見失ってしまった。
こちらもモチベーションが続かないことと同じく、エラー解決に追われる中で目的を見失ってしまうケースです。
プログラミングは、それを習得することで何かを実現するための“手段”に過ぎません。最終的にどんなことをしたいのかが決まっておらず、「プログラミングスキルを身につける」といったような漠然とした目標にしてしまうと、最終的な目的を見失ってしまったり、諦めやすい状況を自然と生み出してしまいます。
【 技術的な面 】
エラーが解決できなかった。
プログラミングといえば、「トライ&エラーの繰り返しだ」ということをよく耳にするのではないでしょうか。度重なるエラーを解決できずに、心が折れてしまう人も多いようです。エラーを解決できない理由として、以下が大きな理由となります。
- 参考記事や情報が日本語でない場合がある。
- スペルミス、記号、文法などのケアレスミス
プログラミングを学習し始めた初期段階では、②のケアレスミスでエラーを解決できない場合がほとんどです。
有名な言語であれば検索すれば対処法がわかることもあります。しかし、初心者の方が参考書などを基に学習を進めている場合、検索方法の“コツ”が掴めず、いつまでも答えにたどり着けないこともあるのです。
不明点・質問を聞ける環境が無かった。
エラーに行き詰まってしまった時に加え、「不明点や質問点を解決できずに学習を諦めるしかなかった。」というのも初心者に多くある挫折パターンです。独学や大学の授業として行っている場合の多くは参考書頼みになりがちで、質問がわからないと感じた所が解決できないままになってしまうこともしばしばあります。
特に環境構築の段階など初期のステップでつまづいてしまうと、その後のモチベーションがぐっと下がってしまう原因に繋がります。
挫折しないためのおすすめの学習方法
ここまで記事を読まれた方は、プログラミングは挫折を感じること・行き詰ってしまうことが珍しいことではないということがご理解いただけたのではないかと思います。
そこで、こちらの章ではどうしたら少しでも行き詰まりを減らすことができるのかをご紹介していきたいと思います。今回は当社エンジニアへのアンケートを基に、おすすめの学習方法・環境をランキング付けしました。
より詳しい学習方法を知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。
第1位 質問できる環境を作る
プログラミングの効率的な上達には、やはり「不明点・エラーについて質問できる環境」があることが重要です。つまずきに繋がるポイントをいち早く解決できる環境を整えておくことで、挫折感を少しでも減らしていくことができます。
また、プログラミングに詳しい人に質問できる環境があることは、付け足したい機能があった時など「+α のことに挑戦したい時」にも役に立ちます。
第2位 学習目的を明確にする
先にも述べた通り、プログラミングを取得することで何がしたいのかを考えておきましょう。「サービスを1つ作る」「○○(言語)のコードを覚える」「Webデザイン検定(資格)を取得する」など、明確かつ継続が必要な目標を作ってみて下さい。自分の学習成果も目に見えて分かりやすくなるため、モチベーションアップにも繋がります。
プログラミングスクールに通うと、メンターや講師の方々が目的を明確化してくれるケースも存在します。
第3位 プロに直接教わる【おすすめ】
学校の授業や独学のみでプログラミングを学んでいくには限界があります。以下に当てはまる人は、プログラミングスクールなどに通ってみることをお勧めします。
- 実践的なスキルを身につけたい。
- アピールできるような成果を残したい。
1つでも当てはまる方は、メンターサービスやスクールを活用し、プロから直接学んでみることをお勧めします。プロから直接学ぶことには3つのメリットがあります。
①情報のインプットだけでなく、アウトプットの機会が増えること。
参考書を読むだけでは身につかない、実践的な応用力が身につきます。
②いつでも質問ができ、解決のためのヒントがもらえること。
調べて解答を覚えるのももちろん大切ですが、解答にたどり着くまでにヒントを出してもらい、頭の引き出しを叩いてもらうことで必然的にアウトプットの機会も増やすことができます。
③進捗管理をしてもらえること。
初心者で独学の方に意外と多いのが、「計画通りに学習が進んでいない」ということ。(日々の合間を縫って学習を進めている人や、エラー解決で思ったよりも時間が取られたりした場合など、計画通りに進まず、ゴールに中々たどり着けない方も多くいます。)定期的に進捗確認を行える環境なら、つまずいている場所をいち早く解決し、効率的にゴールまでたどり着くことができます。
第4位 プログラミング友達を作る
プログラミングは1人で行うよりも、友達や仲間と進めることをおすすめします。お互いの頑張りや成果を見ることでモチベーションアップや、技術力の向上に繋がります。また、一度プロからしっかり基礎を学んだ方や、ある程度実務経験を積んだうえで新しい言語に挑戦する方などは、独学や友達同士で学習を進めていく方も意外と多いようです。しかし重要なのは「プログラミングを1人で行わない(=不明点を聞き合える環境)」と、「学び方を理解していること」であることに変わりはありません。
すでに挫折した人も諦めるのは早い!プログラミングスクールのすすめ
1つ上の章で、プログラミング学習を始める方は「プロに教わる」ことが確実かつ効率的で、おすすめであることを述べました。その中でも、特に学生の方にお勧めなのが「プログラミングスクール」を活用することです。
プログラミングスクールがおすすめな理由
プログラミングをこれから学ぶ学生に、プログラミングスクールをおすすめする理由は以下の通りです。
- 質問できる環境が整っている。
- アウトプットの機会が豊富にある。
- 進捗を管理してもらえるので忙しくても両立が可能。
- 同年代のプログラミング仲間ができる。
- 卒業後の進路をサポートしてもらえる場合がある。
これらすべての環境が揃っているのはプログラミングスクールだけど行っても過言ではありません。
質問環境が整っているスクール
GeekSalon
大学生限定プログラミングコミュニティ「GeekSalon」には、今述べた環境が全て揃っています。
ーーGeekSalonの特徴ーーーー
- 圧倒的低価格で受講が可能
- メンターも受講生も大学生なので距離が近い。
- 質問がしやすく、手厚いサポートをしてくれる。
- 週一でゼミを開いており、発表の機会が豊富にある。
- 就職活動で必要になるポートフォリオの作成ができる。
学生のうちにプログラミング学習を始めてみようと思っている方は、是非一度無料説明会に参加してみてください。
その他のおすすめのスクールは以下の記事でご覧になれます。ぜひこちらも見てみてください。(※大学生におすすめのプログラミングスクールになります)
まとめ
いかがだったでしょうか。
プログラミングは挫折率が高く、学習のハードルも高いと思われがちですが、目標設定などの事前準備や、ポイントを押さえた学習を行うことで、継続した学習が可能になります。ぜひ、以下の3つを押さえて学習をしてみてください。
- 目的/ゴールは明確か。
- 質問/エラー解決はできそうか。
- 効率的かつ着実に学習できている実感はあるか。
また、大学生にはGeekSalonがオススメです。自分が入会する前に、メンターと目標設定を行います。質問やエラーは、チャットで24時間質問できたり、対面またはオンライン勉強会にて、直接メンターに質問することができます。そのため、効率的かつ着実に学習することができます。
少しでも気になった方は、ぜひ一度説明会に足を運んでみてください。