Rubyとはどんなプログラミング言語?特徴やできること・他言語の違いを解説

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「Rubyってどんな言語?」「他の言語との違いは?」そんなRubyの気になるポイントを解説していきます。

Rubyの特徴やできることを見ていき、Rubyというプログラミング言語の概要をつかんでいきましょう!この記事を通してRubyに興味が湧き、学ぶ意欲に繋がったら幸いです。

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Rubyとは?

Rubyは、1993年に開発された日本発祥のプログラミング言語です。生みの親はまつもとゆきひろ氏(通称Matz)で、Rubyが作られてから20年以上経った今なおRubyに関する情報発信や活動を続けてくれています。そのためアップデートも定期的に行われており、サポートも申し分ありません。

「Perl」というWeb開発に強い言語が名前の由来となっており、Perlと同様にRubyもWeb開発が得意です。特に「Ruby on Rails」というWeb開発フレームワーク(便利な機能や部品がすでに用意されている雛形のようなもの)が人気で、個人・企業問わず幅広く使われています。

フレームワークがあることで初心者でも始めやすく、学習難易度は低いです。

Rubyの特徴

Rubyの特徴を見ていきましょう。ここでは以下の5つ特徴をご紹介します。

自由度が高い

Rubyは自由度が高い言語と言われています。自由度が高いとは、同じ挙動をするコードでも複数の書き方ができ、柔軟であるということです。そのため書き方を統一しないとエラーが出る、という事象を避けることができ、プログラミングにおけるストレスを削減できます。

また、動的型付け言語であることも自由度に関係します。動的型付け言語とは、変数を宣言する際にどんな型であるかを明示しなくとも、Ruby側で状況に応じて判断してくれるということです。

プログラミング初心者の方向けに説明すると、プログラミングでは「10」という数字も「こんにちは」という文字もまとめて「変数」として認識されます。数字と文字だとコンピュータ内部での扱いが変わるため、他の言語の場合は変数を使う前に「今から数字を定義しますよ」と宣言する必要があります。Rubyはこの宣言が不要です。

そのため、後から「やっぱり数字を入れよう」と思った時も修正しやすかったり、定義する時点でどんな変数かを決めておく必要がないため、気軽に変数を作れたりします。動的型付けは「どんなコードになるか先を見越して変数を作る」という初心者には難しいポイントをクリアできるため、Rubyは初心者に優しい言語だと言えるでしょう。

Web開発に強い

RubyはWeb開発の分野で人気が高い言語です。人気の理由はフレームワークのRuby on Railsです。Ruby on Railsを使うことで、アプリやWebページを0から作る必要がなくなります。そのため初心者でもWeb開発がしやすいのです。

Railsの仕組みについて少し見てみましょう。Railsは「MVCモデル」という設計モデルを採用しています。MVCとはM=Model、V=View、C=Controllerの頭文字を取って名付けられたものです。簡単に表すと以下のようになります。

MVCは疎結合で、それぞれに依存していません。役割も別々のため、変更が簡単に行えます。この仕組みによって、Railsを用いたWebアプリケーションは保守性と拡張性の高さが保たれているのです。

日本語の文献や教材が多い

Rubyとは?」で述べたとおり、Rubyは日本発祥のプログラミング言語です。そのため、日本語の文献や教材が多く存在しており、勉強がしやすいです。言語によっては英語の文献しかなかったり、そもそも文献が少なくて進め方が分からなかったりします。

その点Rubyは開発者が多く日本でも人気な言語であるため、文献自体の数も日本語の文献の数も豊富です。文献が多いメリットとしては、環境構築など0からのガイドもしっかりしていたり、エラー対応がしやすかったり、作りたい機能の実装をそのまま文献から引用できたりとさまざまです。

また、開発者のまつもとゆきひろ氏は、場合によってはSNSで開発者からの質問に答えていることもあります。開発者が日本人ならではの利点といえるでしょう。

コードの全体を把握しやすい

Rubyはコードの全体を把握しながら開発しやすい言語です。その理由は、Rubyがインタプリタ言語であることとオブジェクト指向言語であることに由来します。

インタプリタ言語とは、実行までコードのチェックがされない言語です。つまり作っている最中に細かいエラーが出されないため、一旦全体を作ってから細かい箇所を詰めていくことができます。いちいち細かいエラーに対応していると何を作っていたのかを忘れがちで、その都度思い出す必要がありタイムロスしてしまいますが、インタプリタ言語はそのデメリットを解消できるということです。

また、オブジェクト指向言語であるおかげで、パーツごとに機能を独立させられます。これは特に複数人で開発するときに役立ちます。例えばWebページで料金を表示したい時、「Price」などの命名でファイルやメソッドを作成していれば、Priceの詳しい実装を見ずとも「おそらく料金に関する実装だ」と把握して使うことができます。そのため中身を見ずともパーツを組み合わせて実装でき、組み立てやすいのです。

初心者でも学習しやすい

以上で述べたようなメリットから、Rubyは初心者でも学習しやすい言語です。特にRubyには、Gemやフレームワークといった便利な機能をまとめた部品のようなものが豊富に用意されています。先人が蓄えてきた知識の集積のようなもののため、コードに組み込むことで簡単にクオリティの高いサイトを作成できるのです。見栄えがいいものを開発できるとモチベーションも上がるため、初心者こそGemやフレームワークを使って開発を進めていくのがいいでしょう。

フレームワークに沿って開発しつつ、必要な機能はGemで実装すれば、あまり知識がない状態でもそこそこのサイトが作れます。まずは既存のものを有効活用し、知りたくなったタイミングでその中身を見にいくと学びも続きやすいはずです。

Rubyでできること

Rubyを使うことで、例えば以下のような開発が可能です。

webアプリ

この記事でも頻出のRuby on Railsは、Rubyの目玉と言っても過言ではないフレームワークです。Railsを使うことで他のフレームワークより高速で堅牢でハイクオリティなwebアプリを開発できるのです。

実際に、Ruby on Railsを用いて開発されたアプリとして、以下が挙げられます。

名だたるアプリが並んでいることから、開発のイメージもつきやすいのではないでしょうか。

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スマホアプリ

RubyMotionという製品を使うことで、iOS・Android・OSXの3種に対応するマルチプラットフォームなアプリケーションを開発できます。そもそも、スマホアプリなど機種に依存するアプリはwebアプリよりも開発難易度が高く、機種の内部のレイヤーまで操作しやすいようなJavaなどの言語が使われることが多いです。加えてOSによって言語を使い分ける必要があるなど、学習難易度も高い傾向にあります。

それに対し、RubyMotionは1つの言語で複数のOSに対応できるのです。Rubyさえ学習すればスマホアプリを作成できるということで、コスパが良いです。

実際に開発されたアプリとしては、RPGゲーム、webサイト作成サービス、ミュージックストア、カメラアプリと種類も豊富です。

スクレイピング

スクレイピングとは、様々なWebサイトを巡回して情報を抜き出し加工するプログラムのことです。excelで時間をかけて行うような手作業をコードで可能にできるのです。例えば「競合他社のWebサイトを解析し、自社商品との比較表を作成する」、「任意の商品の売上情報を定期的に収集し、グラフをつくる」等が可能です。

スクレイピングも、「Nokogiri」というRubyのパッケージで簡単に行えます。0から構築する必要がなくなり、簡単なスクレイピングなら1時間程度で作成することができるでしょう。

機械学習

AIが台頭する今、機械学習も注目を浴びています。機械学習といえばPythonが重宝されていますが、PythonのツールをRubyで使用できるようにする「PyCall」と呼ばれるブリッジライブラリを用いることで、Rubyでも機械学習の開発ができるようになります。

もちろんRubyのみで機械学習を行えるライブラリも存在します。Numo::NArrayやDaruがそれにあたります。しかし、現在はまだ実用的に活発に使われているとは言えません。そのため、PyCallを利用して、Rubyに不足している機能を補いつつ開発するのがRubyにおける機械学習には向いているでしょう。

RubyとPythonの違い

RubyとPythonは、どちらも近年人気が高い言語です。しかし、得意な分野が異なります。そのため、何を開発したいかで使い分けるといいでしょう。

もしWebサービスを始めたいのならRubyを、機械学習を行いたいのならPythonを学ぶことをおすすめします。

先述のとおりRubyでも機械学習は可能ですが、ライブラリを経由してPythonのツールを使って機械学習をしている、という状態です。一方でPythonは機械学習の分野に特に強く、昨今のAI開発においては必ずと言っていいほど使われている言語です。加えて、Pythonには「データ解析」「画像処理」「データ分析」など、の機械学習向けのライブラリも豊富に用意されています。そのため、機械学習をしたいのならばPythonが最適でしょう。

一方で、Rubyの方が開発の汎用性は高いです。学習難易度も、単純に言語同士を比較すると大差はありませんが、Pythonは機械学習をする以上データサイエンスや統計学の分野の知識も必要になってきます。「プログラミングに興味がある」「自分で何かを作ってみたい」という方には、Rubyの方が理想的です。

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Rubyの将来性

プログラミングを学ぶ上で、その言語に将来性があるのかどうかは重要な問題です。Rubyにも将来性や需要があるのか、廃れるのではないかと心配されています。

心配される理由としては、Rubyが機械学習に向いていないから、ということが挙げられます。AIが台頭しているこの時代、AI開発のできないRubyは廃れていくのではないか、ということです。しかし、それで廃れていくのであればAIを開発できない言語はすべて廃れていくことになりますし、苦手分野もあるのにAIの開発は得意なPythonだけが生き残る、なんてことは考え難いでしょう。

今後の開発で大切になるのはAIをどう使っていくかであるため、その観点でいくとRubyには将来性があります。Rubyは長く多くの人に使われてきた言語であるため、それだけ情報が蓄積されています。つまり、AIがRubyのコードを生成することも、人間が生成されたコードを添削することもしやすいということです。情報が少ない言語であればAIを活用したコードの生成はしづらいでしょうし、その修正も手間がかかります。

また、Ruby on Railsなどのきちんとした骨組みがあることで、AIでコードを生成した際の情報漏洩が起こりづらい、というメリットもあります。初心者でもAIを使ってコードが書けるようになるデメリットは、何がセーフで何がアウトかの判断ができないということにあります。そんな時に、用意された枠組みに沿って生成させれば、人間に判断ができずともある程度はフレームワークがセーフティネットとして作用してくれるはずです。AIもRailsほど有名なフレームワークであれば情報を置くファイルも多少は考慮してくれるでしょう。ただし、きちんと指示をすることが大切、という前提条件はあります。

最後に、今までRubyで開発されたwebサイトやアプリなどが無くなるまではRubyの需要が尽きることもありません。Rubyで開発されたサイトの運用や保守はもちろん、新機能の開発も基本的には同じ言語が使用されます。

よって、簡単にRubyの需要が落ちることはなく、将来性が見込める言語であると言えるでしょう。

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初心者にオススメのRubyの学習方法

Rubyの学習方法は様々ありますが、特にオススメなのは以下の2パターンです。

webサイトで独学

Rubyは参考になる文献や教材がたくさん存在します。

例えばprogateならばRubyの基礎から学習でき、サイト上で完結します。 初心者のつまずきがちな環境構築をせずともコードを書き始められるため、挫折しづらいでしょう。初心者向けレッスンは完全無料で、応用レッスンも月額980円(税別)と低価格に抑えられており、挑戦しやすいです。

Progate

また、paizaで問題を解きながら身につけていく方法もあります。paizaはプログラミングの演習問題が豊富に用意されているサイトで、Rubyも例外ではありません。問題を解くことで実践的な使い方を知ることができ、体で覚えられます。無料の会員登録をすれば基礎問題は無料で学べます。

もしwebサイトの作成をしたいのならば、Railsから学び始めるのも手です。Railsチュートリアルに沿って進めるといいでしょう。ただし、Railsチュートリアルは有料です。

Ruby on Railsチュートリアルとガイドの進め方を解説!初心者向けに料金や学習時間を紹介
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なお、webサイトでの学習は無料で学べる一方で、1人で進めていくためやる気が続きづらいです。学び続ける意思を持って、計画的に学習することをオススメします。

プログラミングスクールで学習

スクールに入ることで、独学よりも挫折しづらく、なおかつ効率的に学ぶことができます。もちろん受講料はかかりますが、「お金を払ったのだからしっかり学習しよう」というやる気も出せます。受講生同士で相談したり、メンターに質問したりすれば疑問点もすぐ解消できるため、挫折もしづらいです。

特にスクールではwebサイトの完成まで伴走してくれることが多く、スクールを卒業する頃にはRubyやRailsの知識だけでなく、あなたが開発したwebサイトまでついてくる、というお得さがあります。

Ruby・Ruby on Railsを習得できるおすすめのプログラミングスクール7選
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いかがでしたか?Rubyに興味は湧いたでしょうか。

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